大量に余った古いHDDを有効に活用するべくNASを作成するこの企画。今回は、QNAP製のNAS「TS-431P」の共有ストレージのボリューム(容量)を変更する方法。2TBのHDDを4本(RAID 5なので実質は3本)装着してデフォルトでボリュームを作成した場合、初期設定では1.05TBのボリュームが作成されてしまいます。せっかく5.43TBも使えるのにこれではもったいないので、もっと容量を使えるようにボリュームを拡張してみます。
これまでの流れは以下の通り
QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その1)【外観チェック】
QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その2)【HDD装着&ソフトインストール】
QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その3)【ストレージプール(RAID)設定】
QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その4)【デフォルトのadminを無効化してセキュリティを高める】
QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その5)【遠隔からNASを起動&シャットダウン】
QNAP NASを設定するブラウザソフト「QTC」にログインして、「コントロールパネル」をクリック。
「ストレージ&スナップショット」をクリック。
左の「ストレージ&スナップショット」をクリック。
ボリューム名を右クリックして、「管理」をクリック。
「ボリュームのサイズ変更」をクリック。
「新規容量」で、好きな容量を指定すればOK。2TB×4(RAID 5)の場合、最大5.43TB使えるということなので、「5000GB」に指定して、「適用」をクリック。
ステータスに進行状況が現れます。
5分もかからないうちに、ボリュームの拡張作業は完了しました。
ボリュームはいつでも拡張/縮小できるので、便利です。