iPhoneのガラス製バックパネルの交換レビュー、二度とやりたくない作業に辟易


iPhone Xs MAXのガラス製のバックパネルは、落下させるとかなりの確率で割れてしまいます。割れた状態では気分が悪いので、思い切ってバックパネルの交換にチャレンジしてみました。結果はうまく新品に交換できたものの、作業はかなり厄介でした。備忘録代わりにレビューしておきます。

iPhone Xs MAXのガラス製の背面。衝撃でバキバキに割れてしまいました。ケースをかぶせてしまえば見えなくなるものの、やはり交換したくなります。

交換用のバックパネルはAmazonやAliexpressで入手可能。Appleロゴマークの商標権の関係で、かなりグレーではありますが、出品者に希望すればロゴ付きのバックパネルは手に入ります。

全カラーを購入。並べてみました。ロゴマークや文字が入っている場所には撮影禁止のシールが貼られていました。

裏面はどれも真っ黒。

いろいろ悩んだ結果、元のブラックからゴールドに交換することにします。

なお、裏側からもうっすらとAppleロゴが確認できたりします。

ガラス製のバックパネルは強力な接着剤で固定されているため、ヒートガンで温めながら剥ぎ取らねばなりません。ホットガンはAmazonで安くてレビューの良いものを選択しました。

クーポン適用で2000円強と激安でした。

ドライヤーのようなサイズ

先端のアダプターが数種類付属していたので、熱を集中させられそうなものを装着してあぶります。

ガラスパネルを剥ぎ取る前に、ディスプレイにテープを貼って保護しておくのを推奨します(ガラスの破片で傷だらけになるため)

適当なサイズのスクレーパーがなかったので、カッターナイフを使うことにしました。ヒートガンで熱を加えて接着剤を剥がれやすい状態にしつつ、がりがりと削っていきます。

小さな破片に細かく割れているところは攻めやすいと思いきや、接着剤が強力すぎて歯が立たないので、割れが少ない端から攻めることに方針転換。結局、悪戦苦闘しつつ3日かけてコツコツとパネルを撤去しました。専用の小型スクレーパーがあれば作業は楽になるのでしょうが、かなり厄介な作業には変わりはありません。

黒いのは接着剤がこびりついた箇所で取り除くのはあきらめました。過剰な接着剤でがっちりと固定されたガラスパネルの取り外しは、二度とやりたくない作業の筆頭格といえそうです。

交換するガラスパネルの裏面に付属していた両面テープを貼りつけます。

カメラホールだけでなく、無線充電のパーツが入る場所の穴も切り取り線が入っていました。

iPhone Xs MAXは、縦長のカメラユニットがあるおかげで位置合わせは簡単でした。しっかりと押し込んだら貼りつけ完了。

最後にシールをはがすと、Appleロゴが現れました。ノリが汚く残りますが、パーツクリーナーで拭き取ればガラス面はきれいになりました。

完成

ちなみに「CE」マークが入っていたので、ヨーロッパ仕様に変身しました。

純正のゴールドの場合、側面もゴールドカラーなのですが、交換前のブラックカラーとの組み合わせになりました。新鮮なだけでなくアクセントが効いていて、かなりカッコよくなったと思います。個人的にはこっちのカラーのほうが好みです。

バキバキにガラスが割れたバックパネルの交換作業はあまりの手間に、二度とやりたくないと感じましたが、交換後は両面テープ仕様に変更されたので、今後はもっと簡単にバックパネルを交換できそうです。バックパネルの交換ができるようになったので、ケースなしの裸族でiPhoneを使えるようになったのは、大収穫といえます。根気のある人限定で、ガラスパネルの交換をオススメします。

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