QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その3)【ストレージプール(RAID)設定】

古くて使わなくなっていた大量の2TBのHDDを活用すべく始まったNAS「TS-431P」づくり。前回はNASにHDD装着&専用ソフト「Qfiner Pro」のインストールまで終わりました。第3回はRAIDの設定を行います。

前回までは以下の通り

QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その1)【外観チェック】

QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その2)【HDD装着&ソフトインストール】

QNAPのNASはブラウザで設定を行います。Qfiner ProでNASの黒帯をダブルクリック。

登録したID・パスワードを入力して、「ログイン」をクリック。

ブラウザ上のソフト「QNAP QTS」が起動します。初回のみ確認画面が現れるので、「続行」をクリック。

「続行」をクリック。

QNAPのNASでは複数のHDDを束ねたものを「ストレージプール」と呼びます。このストレージプール上にRAIDを組むことになります。HDDを装着した最初の状態ではストレージプールが作成されていないので設定していきます。「次へ」をクリック。

HDDはディスク1からディスク4まで4本あり、右側のステータスは「良好」となっていました。

もちろんHDD4本すべてを使ってRAIDを組むことにします。すべてのディスクにチェックを入れて、「RAID 5」を選択して、「次へ」をクリック。RAIDの種類についてはQNAPのサイトを参考にしてください。

ストレージの使用量が一定の値に到達するとアラートを出すことができます。アラートを出したい閾値を指定したら、「次へ」をクリック。なお、この値は後から自由に変更できるので、初期値の「80%」から特に変更しなくてもOKです。

「作成」をクリック。

HDDのフォーマットを行います。「OK」をクリック。

「新規ボリューム」をクリック。

QNAPの「ボリューム」は3種類あります。NASを自動的にバックアップして適宜、以前の状態に復元できる「スナップショット」という機能がありますが、スナップショットを使わない場合は「静的ボリューム」を選びます。静的ボリュームの利点はHDDの容量(RAIDグループのサイズ)をフルに活用でき、読み書き速度が最も速いこと。もちろん欠点はスナップショットによる復元が不可能なことです。

スナップショットを使えるモードには「シックボリューム」と「シンボリューム」の2種類があり、細かな違いはQNAPのサイトで確認できます。今回は、「性能と柔軟性のバランスがよい」とされる「シックボリューム」を選んで、「次へ」をクリック。

シックボリュームではストレージプールの初期サイズを指定しなければいけません(シンボリュームでは随時自動的にストレージプール容量が割り当てられます)。最初に5TBのような大きなサイズを指定すると、初期化にものすごく時間がかかるのでオススメできません(私は最初これでハマりました)。よくわからなければ、デフォルトのままでいいので「次へ」をクリックしてOKです。

「完了」をクリック。

「閉じる」をクリック。

初期化(同期)が始まるので、ひたすら待ちます。数時間はかかるのでのんびり待つのが吉。

なお、前回、読み書き速度が異常に遅いと書きましたが、ストレージの初期化(同期)中だったのが原因でした。

QNAPのNAS設定はすべてブラウザ上で行います。ストレージの同期中でも設定は可能なの、適当に設定項目をみながらひたすら待ちましょう。

ようやく同期完了。これで、NASを使えるようになりました。

しかし、読み書き速度はシーケンシャルで20MB/s強と、まだまだ遅い状態。原因がどこかにあるようです。

何が原因かを考えることにします。最初に疑ったのは付属のLANケーブル。キットに付属していた2本の黒いLANケーブルは規格が「CAT5e」でした。CAT5eの規格上の最大転送速度の上限は1000Mbps(1Gbps)で問題なさそうですが、念のためCAT7(上限10Gbps)に変えてみて様子を見ると、速度はあまり変わらず……。ケーブルが原因ではないようです。

いろいろと試行錯誤した結果、我が家で使っているNuro光のONU「F660A」のLANポートが原因と判明しました。理由はよくわからないものの、ONUにダイレクトでTS-431Pを接続すると速度が低下しますが、Wi-Fi中継機として利用してるTP-LINKの「Archer C7」に接続すると以下の通り、100MB/sを超える速度が出ました。

おそらくF660Aの設定で有線LANポートに速度制限をかけてしまっている状態なのでしょうが、まあ、中継機の先にNASを置いても全く問題ないので、とりあえずこのまま使うことにします。なんせTS-431PはWake-on-LANに対応しておりブラウザから遠隔で起動(だけでなくシャットダウンも)可能なので、遠く離れた場所にあっても大丈夫。引き続き次回もNASの設定を行います。

~続き~
QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その4)【デフォルトのadminを無効化してセキュリティを高める】 – TECH-SURF

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