年末の大掃除で大量に出てきた容量2TBのHDDたち。かつて動画保存用の倉庫になっていたHDDですが、今では使い道に困ってしまい、邪魔者扱いになっていました。そんな微妙な容量のHDDを再利用するべく、NASを新調することにしました。正月休みを利用して、QNAPのNAS「TS-431P」をセッティングしたので、備忘録代わりに記録しておきます。
TS-431P – 機能 – QNAP
https://www.qnap.com/ja-jp/product/ts-431p
今回、購入したのは4ベイ仕様のNASケース「TS-431P」。QNAPのNASはこれまで触ったことがないので、どんなものなのか非常に楽しみです。
QNAP(キューナップ) TS-431P 専用OS QTS搭載 デュアルコア1.7GHz CPU 1GBメモリ 4ベイ ホーム&SOHO向け ス...
箱を開けると「重要」と書かれた紙が入っていました。初期設定はID「admin」、パスワード「password(またはadmin)」とのこと。
NASキット一式。HDDを固定するネジは3.5インチ用(銀色)と2.5インチ用(黒色)の2種類があり、LANケーブルも2本付属していました。
4ベイ仕様のTS-431Pは、フロントからツールフリーでHDDを脱着可能です。
iPhone SEと比べると、筐体のコンパクトさがよくわかります。
サイズは16.9×16×21.9cmで、奥行きが若干長くなっています。
正面左側にインジケーターランプと電源ボタン、USBポートがあります。
右側面にはスマホアプリからNASへアクセスできるQRコードのステッカーが貼りつけられていました。これははがさない方が良さそうです。
左側面には吸気用のスロット。
背面には12cmのファン。9cmファンを使うSynologyの4ベイNASに比べると、TS-431Pの方が静かだと思われます。仮にうるさくても、12cmファンは入手性が良いので交換できそうで安心です。なお、LANポート、USBポートも2つあります。
フロントベイは指でフックを引き起こすと飛び出す仕組み。
プラスチックのHDDホルダーは軽量ですが、耐久性はどうでしょうか……。
HDDホルダーをすべて取り外して中をのぞくと奥にSATAのドーターボードが見えます。
左側面にはマザーボードも見えました。
ACアダプターとLANケーブルを接続するとこんな感じ。背面は少々スペースが必要そうなので、NASを棚に入れる場合、30cmくらいは奥行きが必要そうです。
TS-431Pの外観チェックは以上です。次回は専用アプリをインストールして、HDDを取り付けてセッティングしていきます。
~続き~
QNAPの4ベイNAS「TS-431P」を設置(その2)【HDD装着&ソフトインストール】 – TECH-SURF