日産の公認ROMチューン「リーフnismoスポリセ」に試乗、その加速感にヤラれてしまいました【レビュー】

一向に納車日が見えてこないアリア・B6 e-4ORCEを待ちつつ、日産ディーラーでリーフに乗る機会がありました。現行リーフはかつて購入を検討していたので試乗しようとは思っていなかったものの、リーフnismo、それもスポーツリセッティング(スポリセ)導入済み車両だということで、どんなものなのか興味が出てきて試したところ……加速の力強さに驚愕し、リーフを見直すほどでした。アリアをキャンセルしてこちらにしようかと迷うレベルのいいクルマでした。

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https://www.nismo.co.jp/products/factory_line/engine_m/sr/index.html

大阪の某日産ディーラー併設のU-CARSに下取り車として入庫した現行リーフ

フロントにnismoのエンブレム、赤いアンダーのラインから一目でニスモと分かります。しかし、このクルマは単なるリーフnismoではなく、日産がROMチューンを行ったスポーツリセッティング済みで、羊の皮をかぶった狼(言い過ぎ?)というヤツです。

横から見ると少し車高が下がっています。実は、足回りもオーリンズの車高調を入れている走り重視の車両です。

フェンダーからタイヤまでは指2本分くらい、ツライチにもなっておりなかなかカッコイイ。

サイドシルにnismoのキッキングプレート(スカッフプレート)も装着されていました。

メーターが示す走行距離はなんと4078km。補助金の都合なのか新車購入から4年のタイミングで手放されたこのクルマは、ほとんど乗られなかったようです。

「CAUTION」のステッカーがスポリセの証のようです。

インテリアはほとんど新車同然。驚くほどキレイでした。

リアシートはもしかして1度たりとも人が座らなかったのでは……?というほど新品同様。

スポリセの保証書。ちなみにスポリセのセッティングは限られた日産ディーラーしか行えないようで、大阪の場合、岸和田店と高槻店の南北2店のみだそうです。

ラゲッジにはオーリンズの箱。

リーフ純正のサスペンション一式(おそらく未使用)もあり、納車時には現在のオーリンズから交換することも可能だとのこと。

このクルマは車検が残ってはいるのですが、保険の関係で公道での試乗は不可でした。そのため、日産ディーラーの駐車場などの敷地内を軽く走らせさせてもらいました。

最初は「eco」モードで始動。いわゆるEVらしい走りとはいえ、ややもっさりとしていました。それもそのはず、スポリセではノーマル・リーフのecoモード以上に省電力で航続距離を伸ばせるマイルドな仕様になっているそうです。スポーティーな通常モードとものすごくエコなecoモードを、スイッチ一つで切り替えられるという、非常に理にかなった仕様になっています。

モッサリとしたecoモードに続いて、通常モードを試すと……始動から想像以上のレスポンスとトルクで、アクセルを軽く踏むだけで速さ(加速の良さ)が一発で理解できました。敷地範囲に限りがあるので、とてもアクセルベタ踏みもできず、オーリンズの足回り性能などもわからないながらも、スポリセの驚くほどの鋭い加速に驚かされました。

私は現在、アウトランダーPHEVを乗っているので、EV走行時のトルクや加速の良さはよくわかっていたつもりでしたが、リーフnismoスポーツリセッティングの走りの良さは、想像を上回っていました。リーフと思ってナメていたのもありますが、その加速感は衝撃的なものでした。

見積もりとにらめっこ。アウトランダーPHEVを下取りに出せばほとんど持ち出しなしで買える金額。

アリアがやってくるまで、このクルマで楽しめればなぁ(もしかするとアリア要らなくなるかも!?)……と思いつつも、ホットハッチのリーフなのでラゲッジスペースは小さく、長距離走行にも難があるなど制約も多いことから、おいそれとは即決はできません。ただ、あの走りは捨てがたい。しばらく悶々としそうなくらい、リーフnismoスポーツリセッティングは、魅力的なクルマでした。

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