アリア(ARIYA)を見るため横浜のNISSAN PAVILION訪問、新生・日産の本気度を見た【レビュー】

横浜の日産本社近くに特設された「NISSAN PAVILION(ニッサンパビリオン)」。来年発売予定の新型EV「アリア(ARIYA)」の実車を見られるということで大いに気になっていたのですが、出張のタイミングを活かしてようやく訪れることができました。生で見たアリアは、今後の日産に期待を抱かせるには十分な存在感でした。パビリオン内のコンテンツも含めてレビューします。

日産丨NISSAN PAVILION Yokohama
https://www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/

NISSAN PAVILION Yokohama

JR横浜駅に到着したのは16時ごろ。

「NISSAN PAVILION Yokohama」は、日産本社を通り過ぎて15分ほど歩いたところにはあります。ドームの形状が特徴的ですね。

受付の入口

入場するには体温チェックと手指の消毒が必須。入場料は無料です。なお、施設内のいたるところでアルコール消毒スタンドが用意されており、各アトラクションに参加するたびに手指の消毒を求められます。

入場窓口を通過すると、広々とした中庭へと続く一本道。

「NISSAN PAVILION Yokohama」の入口にはリーフ。施設にリーフから電力を供給するLEAFE TO HOME(V2H)のデモだと思われます。

中庭にもかなりお金をかけたようです。「NISSAN PAVILION Yokohama」は欧米や中国人の来訪も想定しているようで、いたるところに日本の美を取り入れているのが印象的です。

パビリオンの入口

中に入ると斜面に展示された真っ赤なアリアがお出迎えしていました。

パビリオン内にはアリアの展示のほかに、さまざまなアトラクションが用意されています。まずはシアタープログラムと呼ばれる3種類のコンテンツを、特設シアターで鑑賞してみます。

コンテンツ内の「NAOMI BEATS」という大坂なおみ選手とバーチャルで対戦できるプログラムは、各回先着6名が参加できます。

常に満席になるプログラムだそうですが、タイミングよく参加できるようなので参加してみました。

シアタープログラムが始まるまでに少し時間があったので、パビリオン内を探索することに。やはりアリアが気になるので早速、実車に向かいました。

予想通りの迫力あるフロントフェイス

バンパーには各種カメラとセンサーが盛りだくさん。アリアには最新の運転支援システム「プロパイロット2.0」が採用される見込みです。

アリアを印象づけるウインカーLED。「Vモーション」デザインはアリアで完成した感があります。

ホイールのデザインは風車みたいで和のテイストです。

真一文字のリアテールライト。ライト下がえぐれるデザインは、トヨタの新型ハリアーなどと同じですが、スタイリッシュでシャープなハリアーに比べると、圧倒的な”塊感”でアリアは迫力では上回っていると感じました。様々なラインが入り組むレクサスのような複雑なデザインとは一線を画すアリアのデザインは、全体的にシンプルで和モダンといった感じ。率直にカッコいいです。派手さがない分、おそらく飽きのこないデザインだと思います。

「ARIYA Virtual Display」では、アリアに盛り込まれる技術が解説されていました。

ディスプレイ前の円に立って……

手で操作します。

床下のバッテリーと、タイヤ間に収まるモーター部分のおかげで、オーバーハングが短く車内空間の広い独特のレイアウトが可能になっているようです。

コンテンツの選択だけでなく、両手でアリアの車体を回転させて自由に見ることもできました。

アリア実車の車内に乗り込んで説明を聞くこともできました。残念ながら車内では一切の撮影が禁止なので写真はありませんが、約5分の説明で、アリアの先進的な車内空間は堪能できました。センターコンソールを後方に下げるとダッシュボード下にできるフラットな空間と、その奥に現れる組子デザインのLEDライトが非常に印象的。また、S字にカーブした2枚のディスプレイ間ではナビ映像を手前の右ディスプレイに移動させて、左のディスプレイではAmazon Alexaのプレイリストを表示することができ、見る限りタッチ操作も非常に滑らかで、システムはほぼ完成していることが伝わってきました。リアシートも膝前、頭上ともに十分に広びろとしていました。

そうこうしているうちにパビリオン奥にあるTHE THEATERでのシアタープログラムが始まりました。会場内には巨大な曲面ディスプレイ前に、ずらりとシートが用意されています。

NAOMI BEATS参加者には専用のラケットが配られました。

なお、シアター中央の席は4DX的な振動で迫力あるゲーム体験ができる特別なシートなので、席が空いていれば中央付近に座るのがおすすめです。

シートにはコントローラーが付属しており、フォーミュラEのゲームコンテンツでの投票に使います。

シートはコロナ対策で一つ置きに座るスタイルでした。

幅32メートル×高さ6メートルの巨大ディスプレイに映像が映し出されると、「ARIYA SHOW」がスタート。AIが音声で案内する形でアリアの紹介映像が始まりました。

カウントダウンののち、ブルーカラーのアリアが登場。

中央の円に停車すると、車内の説明や……

まるでアリアが走行しているかのような映像で解説が進みます。

最後はアリアのプロモーションムービーで締め。

ARIYA SHOWの次は、「FORMULA E THE RIDE」

フォーミュラEドライバーの視点で、未来のレース体験ができました。

最後は「NAOMI BEATS」。参加者はモニター前に出て大坂なおみ選手とのバーチャル対戦をします。私も参加したので写真はありません。

内容は大坂なおみ選手の200km/hのサーブを、AIの球筋予測の助けを借りつつ打ち返すというもの。最終的なスコアはこんな感じ。意外にムズかったっす。

NAOMI BEATS参加者はスクリーンに映し出された大坂なおみ選手との記念ツーショット撮影をしてもらえました。

パビリオン内にはアリアの他に、フォーミュラEのマシンも展示されていました。

私は2014年9月に中国で開催された記念すべきフォーミュラE初の北京大会を観戦したことがあり、いろいろなイベントで当時のフォーミュラEのマシンをたくさん見ましたが、6年の間に大きくデザインが進化していて見ごたえがあり、非常に楽しむことができました。



「THE LIFE」という映像コンテンツのコーナー。なぜかギャル風の女性たちが待機していました。

彼ら彼女らの目当てはこれ。

インスタ映えスポットになっているようです。これ目当てで映像は見ないので、映像の合間に行われるほんの短い時間に、インスタ写真をせっせと撮影してました。

映像コンテンツを楽しんだのは、インスタ映えを求めていない私だけ。

上映されたのは未来の安全技術をテーマにしたアニメ「CONNECTED FAMILY」

ほっこりする内容でした。

なお、アニメで描かれた技術の解説もあり。

短編小説ももらえました。

「未来を、歩く。」というテーマの「THE CITY」や……

「NISSAN CHAYA CAFE」は時間の関係で利用できませんでした。残念。

NISSAN GALLERY

新幹線の時間を遅らせて、日産本社にあるNISSAN GALLERYも短い時間ですが、訪れました。

中は日産ファンにはたまらない空間

現行のGTR

カットモデルをもっと眺めていたかった……

テラノや……

ムラーノや32Rなど、日産の名車も展示されていました。

このガンメタの32Rには学生時代憧れたもんです。

NISSAN GALLERYにもアリアは展示されています。展示はステージ上ですが、車内に乗り込んで解説を受けることもできます。

解説の内容はパビリオンのものと同じということなので、車内体験は遠慮して、外観撮影をさせてもらいました。



パビリオンはすべてe-Force搭載車でしたが、こちらは2駆の標準モデルでした。なお、撮影はできませんでしたが、ラゲッジスペースやボンネット下(エンジンルームではないし、何と呼べばよいのか……)も見せてもらいました。リアのラゲッジはテールゲート下からフラットなので、荷室スペースはやや狭め。気になっていたAC100Vのコンセントは確認できずでしたが、すでに市販できるレベルで作りこまれていました。グローバル車なのでAC電源対応は難しいのでしょうが、日本向け車両にはぜひAC100Vコンセントを搭載してほしいです。

最後にインフォメーションでアリアのリーフレットをもらってから、横浜駅に向かいました。

出張のタイミングを使った短い時間でしたが、アリアを体感することができました。新生・日産の象徴となるアリアですが、実車をみると期待はさらに膨らみました。NISSAN PAVILLIONは日産好きや自動車好きには遠方から訪れても損はないと言い切れる空間でした。

NISSAN PAVILIONは2020年10月23日まで期間限定でのオープンとなっています。

日産丨NISSAN PAVILION Yokohama
https://www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/

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