仮想通貨マイニングで暖房代をゼロにできるのか、やってみた【マイニング暖房大作戦①】

10月に入りだんだんと気温も下がってきました。すっかり寒くなり暖房代がかさむ季節を前に、今年は仮想通貨マイニングの準備を始めようと考えています。仮想通貨で一儲け……なんてことは考えておらず、仮想通貨をマイニングすることでPCを暖房機器として活用し、結果として電気代くらいを回収できればOKというのが私のスタンスです。名付けてマイニング暖房大作戦。果たしてマイニングPCは激安の暖房機器になり得るのか?収支を含めて、来春まで実験的に複数回にわたって長期レビューを行います。

仮想通貨あれこれ

「仮想通貨」という言葉がすっかり認知された昨今、その響きの怪しさを払しょくするために、「暗号通貨」「暗号資産」なんて用語を業界あげて必死にアピールがされていますね。特許や商標などのいわゆる無形資産って、基本的に法的に守られているもの。だからビットコインをはじめとするいわゆる仮想通貨を「暗号資産」と呼ぶのは個人的な感覚からはしっくりきません。また、現状では投機の対象としてしかみられていない仮想通貨は、通貨としての機能を果たしていないので、「暗号通貨」もしっくりきません(あえて言うなら、「仮想資産」がまだマシかなと)。前置きが長くなりましたが、私はいわゆる仮想通貨を、基本的に仮想通貨と呼ぶことにします。

その仮想通貨ですが、マイニングという演算処理によって”発掘”され、そのマイニング行為に参加した者(マイナー)は対価を分配してもらえる仕組みになっています。マイニングによって与えられる対価は、事実上の基軸仮想通貨になっているビットコインに換算されるのが一般的で、ビットコインの時価がマイニングの対価にほぼ比例しています。2020年冬から2021年夏にかけてビットコインの時価が相対的に高い状態が続いたため、個人がグラフィックボードを搭載したPCを使ってマイニングすれば、電気代の高い日本のような地域でも十分に利益を出せる状況でした。

仮想通貨相場の上昇に応じて、世界中でグラフィックボードの争奪戦が起こり、グラボの高騰&枯渇によってPCゲーマーが割を食う……というのが、数年にわたって繰り返されてきました。今年は半導体不足の影響もあり、グラボ価格が異常な値上がりをしていますが、それでもマイニングで利益を上げようというマイナー達は、高値でグラボをあさっていくという状況のようです。自作PCファンにすれば、本当に厳しい環境が続いています。

マイニング暖房とは?

マイニングではグラフィックボードをフルロードして演算処理が行われるため、PCが爆熱を生じます。高性能グラボが発する熱は強烈なため、マイニングすると室温が上がります。夏場はエアコン(冷房)をガンガンきかせた部屋でないと、システムが熱暴走したりグラフィックボードがぶっ壊れたりするためマイニングできないくらいです。このマイニングで生じる熱を、暖房に利用しようというのが今回のマイニング暖房の趣旨です。冬場の寒い時期にどうせ暖房を入れるなら、マイニングを暖房の代わりにすれば、熱とともにマイニング収益が生まれるので、暖房代(電気代)が相殺できるのではないか?場合によっては利益を出せるのではないか?というのが、マイニング暖房大作戦の浅はかな狙いです。マイニングで部屋が暖まり、懐も暖まる、というわけです。

2021年の冬シーズン到来に向けて、マイニング暖房大作戦に向けて、準備を始めることにしました。大きな流れは以下のような予定。

①仮想通貨ウォレットを開設
②マイニングプールに登録
③グラフィックボード選び
④マイニングマシン構築
⑤マイニングテスト
⑥運用&収支確認

です。

基本的には自作PCファンが行う仮想通貨マイニングなので、リグなど組まず一般的なデスクトップPCを活用する予定。ハードウェア・ソフトウェアともに素人に毛が生えた程度のスキルで実践できるような、簡単なツールの組み合わせによるシンプルな構成で進められたらなぁと思っています。収支もできるだけリアルに開示する予定なので、マイニングに興味のある人の参考になればうれしいです。ということで、次回に続く。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください