テスラ・モデル3のドアモールに出てくる厄介な「白さび」を除去してみた【レビュー】

私のテスラ・モデル3は、2021年の上海モデル以降に変更になったドアモール(ウインドウモール)のブラック化(通称:クロムデリート)が施される前のモデルです。そのため、ドアモールがシルバーのメッキタイプなのですが、このモールに白さびが付着し汚れることで非常に有名です。私のモデル3もその例に漏れず、白さびだらけだったので、簡易除去剤「ドアモールシャイン」を購入し、白さび除去をしてみました。

ウインドウモールはパッと目に汚れが目立ち、みすぼらしい印象を与えています。

白さびだらけ。ここまでびっしりとこびりついた状態では、もはや洗車では太刀打ちできません。

今回は、手ごろに施工できると評判だった、ホルツの「ドアモールシャイン」を試すことにします。

付属の研磨用のサンドブロックで表面の白さびを削り取ってから、保護用にレジンでコーティングするという2ステップです。

中身はサンドブロック(手前)、レジンコート剤「ドアモールシャイン」、塗布スポンジ、マスキングテープとなっていました。

まずは、ドアモール周りのボディにマスキングテープを貼りつけて、塗装を傷つけないように保護します。

続いて、サンドブロック。かなりひどい状態だったので、600番から試してみました。

濡らした状態のドアモールを、サンドブロックで軽くなぞると、シャリシャリと白さびが削れる触感があります。

しかし、600番ではなかなか削れないので、320番→600番→1200番と変えて、5分ほど繰り返し磨くと白さびがかなり落ち、光沢が出てきました。

施工前(右)と比べると、その違いは明らかです……が、私のドアモールに付着した白さびはあまりにも手ごわく、水シミのような見た目の白さびまでは除去できませんでした。

そこで、ポリッシャーにスポンジバフで2000番の液体コンパウンドを使って磨いたところ、白さびはほとんど目立たないレベルになりました。

このレベルの光沢を出すには、やはりサンドブロックで磨くのではまったくダメで、ポリッシャーが必要。ポリッシャーを持っている人は、最初からポリッシャーで磨くほうが良いと思います。

最後はレジンの「ドアモールシャイン」をスポンジにしみこませて、薄く塗れば作業は完了。

ドアモールの白さび除去の工程があまりにも時間がかかったので、本体であるドアモールシャインの印象はまったくなし。塗りやすく、施工は1台当たり5分くらいで完了しました。このあと、レジンのコーティングの効力で水さびが付かなくなるのかどうか、今後の経過を見ていきたいと思います。

私のようなレベルの白さびまでいかない軽い症状であれば、扱いやすいサンドブロックで簡単に施工できるので、ドアモールシャインはまずまずおススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください