日産やフォードだけでなくGoogle(Waymo)やテスラ、BaiduなどのIT企業もこぞって参戦している自動運転カーの開発競争。現時点での技術力を総合評価したランキングが発表されました。意外なことにトップはフォードで、日本企業の”現在地”も明らかになっています。
Navigant Researchが自動運転カーの技術の総合力を評価したリポート「Leaderboard Report」を発表しました。世界18の自動車メーカーや自動運転カーを開発する企業の、「技術」だけでなく「品質」「信頼性」「市場戦略」「生産戦略」「マーケティング」など10の基準から評価されています。
縦軸に「Execution(出来栄え)」横軸に「Strategy(戦略)」とり、配置したのが以下のグラフ。フォードとGMが高いレベルでトップ争いをしています。
Top 10 Vendors:
1. Ford
2. GM
3. Renault-Nissan Alliance
4. Daimler
5. Volkswagen Group
6. BMW
7. Waymo
7. Volvo/Autoliv/Zenuity
9. Delphi
10. Hyundai Motor Group
全順位は以下の通り。
4. Company Rankings
4.1 Leaders
4.1.1 Ford
4.1.2 GM
4.1.3 Renault-Nissan Alliance
4.1.4 Daimler
4.2 Contenders4.2.1 VW Group
4.2.2 BMW
4.2.3 Waymo
4.2.4 Volvo/Autoliv/Zenuity
4.2.5 Delphi
4.2.6 Hyundai Motor Group
4.2.7 PSA
4.2.8 Tesla
4.2.9 Toyota
4.2.10 ZF
4.3 Challengers
4.3.1 Honda
4.3.2 Uber
4.3.3 nuTonomy
4.3.4 Baidu
日本では日産が比較的、早くから自動運転カーの開発に乗り出しており、実走行試験を行うなど積極的ですが、全体的に日本メーカーの出遅れ感は否めないようです。
Sorce:Navigant Research