Ankerの極小ACアダプタ「Nano II」でSurface充電器を軽量&コンパクト化してみました【レビュー】

私は在宅ワークのために会社から支給されたMicrosoft Surace Pro 6を使っています。Surfaceは薄型形状のためバッテリーのもちがそれほど良くないうえに、独特の形状のACアダプタのため、移動の際にアダプタを持ち歩かなければいけないこともあり、かさばるACアダプタの携帯がかなりストレスになっていました。そこで、高出力のUSB PD対応ACアダプタと高性能USBケーブルを組み合わせることで、Surace用のACアダプタを軽量&コンパクト化してモバイル性を高めてみました。

SurfaceのACアダプタは、サイズ101mmx57mmx28mm、重さ約400gとそこそこかさばるため、携帯性はよろしくありません。Surface PD充電ケーブルはアタッチメントが独自形状なので、汎用プラグが使えないというのが欠点です。

この純正のACアダプタの代わりに、以下の通り、ACアダプタ、USBケーブル、Surface PDケーブルをAmazonでそろえました。

ACアダプタ

もっとも軽量化&コンパクトに寄与するのはACアダプタです。どれだけ小さなACアダプタを調達できるかで、充電器のモバイル性は決まります。私が調べた限り、Surface Proが動く高出力のアダプタで、現時点で最もコンパクトなものはAnkerの「Nano II 45W」だと思います。

ACアダプタにしては豪華なパッケージ。簡素なものでよいので、価格を下げてほしいところです。最近のAnkerはすっかりブランド化されてしまっているようです。

手のひらサイズのNano II 45W。Type-Cポート1つと割り切ったおかげで、圧倒的な軽量化&コンパクト化に成功しているようです。

プラグが折りたためるのもコンパクト化の点ではポイントが高め。ただし、この折りたたみ式プラグ、めちゃくちゃ出しづらい……。改善を求めます。

USBケーブル

USBケーブルはかなり悩みました。最大で15V×3A=45Wの電流が流れるので、60W対応のものであれば基本的には問題なさそうです。ただ、Surface充電専用にするのではなく、高速転送可能なケーブルであれば、データ転送での使い勝手はかなり上がりそう。そこで、転送速度に定評のあるVerbatimの「強靭(Type-CtoC 3.1 GEN2 ケーブル)」を選びました。

代理店はIO-DATAのようです。

ケーブルはメッシュタイプでけっこう固めでした。

Surface PDケーブル

独自形状のSurface PDケーブルは、メスのType-Cポート付のものにしました。高速転送可能なUSBケーブルは両端がType-Cの形状に限られるためです。

このノーブランドのSurface PDケーブルですが、袋の端を切り取ることなくジップ部分が開くようです……。

端はType-Cポート(メス)

Surface用の超コンパクトACアダプタ

Amazonで調達した3つのパーツを組み合わせて、Surface用ACアダプタが完成。

純正のACアダプタと比べると、圧倒的なコンパクトさ。ただし、純正ACアダプタには充電できるUSBポート(Type-A)が一つついているので、USBポートは減少しています。

Surfaceに接続すると問題なく給電OK。作業しながらもしっかり充電できました。

Surfaceを使っていてかさばるACアダプタに悩んでいる人には、USB PD対応のACアダプタ&USBケーブルでコンパクトなACアダプタを自作するのは、かなりオススメ。在宅用の予備のACアダプタとしても、純正品の5分の1の金額なので、こちらもおすすめです。

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