2021年末の寒波襲来で、一気に雪不足が解消して、全国的にスキー/スノーボードシーズンが本格的に始まりました。私は年末に今シーズン初すべりにゲレンデに行ってきましたが、スノーボードブーツのソールがはがれるアクシデントで出鼻をくじかれました。そこで、靴のソールをしっかりと固定できると評判の「Shoe Goo(シューグー)」を使って、ブーツのソールを固定することにしました。
Shoe Goo – Shoe Gooホームページ
https://www.shoegoo.co.jp/
去年新調したスノーボードブーツは、BOAシステムでしっかりとホールドできるので満足していたら……午前中滑った後に、先端からパックリとソールがはがれてしまいました(実質1シーズン使っただけなのに!?)
急遽、予備で持っていた旧ブーツに履き替えましたが、いかんせん紐タイプなので履きにくいだけでなく、ホールド性が悪い上に、すぐに緩む。一回、BOAシステムを体験すると、もはや紐タイプには戻れないことを痛感しました。
ゲレンデからAmazonでShoe Gooを即注文すると、帰宅時には到着していました(ほんとに便利ですね)
Shoe Gooは何種類かありますが、一番スタンダードなナチュラル(無色)のものを購入してみました。
背面の注意書き。吸引厳禁だとのこと(そこそこ匂います)
塗るための木べらとやすりが付属していました。
下準備
まず、最初に先端がはがれていたソール全体をブーツから剥がしました。先端だけがはがれていますが、いずれ後ろ側もはがれる可能性が高いので、全体をやり直す方が安心です。また、完全にやり直す方が作業はぐっと楽です。
まずははがしたソールをブラシでよく洗います。
裏も洗いやすい(笑)
良く乾かしたら、紙やすりで接着面を擦っておくと、接着性がUPします。
ブーツ本体の接着部分も軽くやすりがけしておきました。
やすりがけが済んだら、アルコールで脱脂作業
ブーツの接着面もきれいにしておきます。
Shoe Gooを塗って固定
下準備が完了したので、ソールの接着面にShoe Gooを塗っていきます。透明な接着剤は、結構粘度があります。
全体にまんべんなく塗ったら……
木べらで端の部分に入念に広げていきます。なお、接着剤は2~3分後に貼り付ければ大丈夫なので、丁寧に広げる時間的な余裕は十分ありました。
塗ってから3分たったので、ソールをブーツ本体に合体。このまま24時間ほど待てば、接着剤が固まります。
ただ、ブーツのソールは湾曲しているので、テープで動かないように固定して、しっかりと接着させます。
あらゆる方向からまんべんなくがちがちに固定
この状態で丸1日待ちます。
なお、他のブーツも調べると……
先端に隙間を発見。このまま放置すれば、氷が隙間を押し広げて、最終的にははがれる危険がありそうです。
このブーツも、隙間にShoe Gooを埋め込むように入れておきました。これではがれるまでの寿命は大幅に伸びる……はず。
1日後
テープを剥がすと、ソールはしっかりと固定されていました。
先端にははみ出して白濁して固まった接着剤
カッターナイフできれいにカットしておきます。
わずかに残る隙間に、再び接着剤を塗り込んでおきました。
想像よりも簡単にスノーボードブーツのソール剥がれを修復できました。来週、再びゲレンデに行く予定なので、完全に修復できているのか、試すことにします。
遅れましたが、明けましておめでとうございます。今年ものんびりと趣味に関することを、気が向くままに投稿していきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
~追記~
シューグーで補修したブーツで滑ってみました。結論はまったく問題なし。しっかりと固定されていて、不安はまったくなし。ただし、今度は左ブーツの先端がはがれかけてきました。右のブーツがはがれてきたら、左のブーツもそのうちはがれるタイミングということなのでしょう。あらためて左ブーツもすべて剥がしてShoe gooで貼り直しました。どうせ作業するなら、ブーツはセットでメンテナンスしたほうが良いと学びました。これで、少なくとも今シーズンはブーツの剥がれを気にすることなく楽しめそうです。