大阪から名古屋には、いつも新幹線を利用していましたが、近鉄アプリで「名阪チケレス割」を使えば、アーバンライナーの特急料金込みで3000円以下の格安で移動できることに気づきました。実際にやってみると、思いのほか簡単だったのでアプリでの座席予約も含めてレビューします。
近畿日本鉄道|特急券のインターネット予約・発売について
https://www.ticket.kintetsu.co.jp/M/MZZ/MZZ20.do?op=pDisplayServiceMenu
近畿日本鉄道|近鉄アプリから特急券を買うとこんなに便利!
https://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/app-tokkyu/
名阪チケレス割で特急券を予約
大阪-名古屋を3000円以内で移動するには二つの条件をクリアする必要があります。まず1つ目は、「近鉄アプリを使って特急券を購入すること」。上記URLから近鉄インターネットサービスの新規登録を行ってログインします。もちろん会員登録&ログインはPC(ブラウザ)でもスマホ(アプリ)でもOK。
インターネットサービスを使って「チケットレス特急券」を購入すると、アーバンライナーの特急券を割引価格で購入できます。もちろん、乗車券を購入する前に、先に特急券を抑えておくことも可能です。「チケットレス特急券 購入」をタップ。
乗車予定日時、乗車駅などを指定します。
指定したら、「この列車を選択」をタップ。
座席指定も可能。「レギュラー」→「シートマップから選択」→「次へ」の順にタップ。
大阪-名古屋を3000円で移動するためには、この「名阪チケレス割」を使います。名阪チケレス割は、前日までの購入で300円の割引が適用されます。例えば、難波-名古屋の特急料金1930円は、前日までに予約すると1630円になります。
名阪チケレス割を選択して、「選択」をタップ。
画面を下にスクロールして……
好きな座席をタップして選択。
「支払方法選択画面へ」をタップ。
今回は、鶴橋-近鉄名古屋のアーバンライナーの特急券を予約します。もちろん料金は1630円です。
支払方法で「クレジット」(新規会員登録で登録したクレジットカードが自動的に適用されます)→「次へ」の順にタップ。
「購入決定」をタップ。
特急券を購入できました。
株主優待券を購入
大阪-名古屋をアーバンライナーで3000円で移動するための条件その2は、乗車券ではなく「株主優待券を購入すること」です。近鉄の株主優待券を使えば、大阪-名古屋圏はどこでも乗車できます。なお、近鉄の駅付近にある金券ショップでは、たいてい株主優待券を販売しています。今回は鶴橋駅の金券ショップで株主優待券を1300円で購入しました。株主優待券+名阪チケレス割の特急券=1300円+1630円=2930円となりました。
アーバンライナーを待つ間に、名阪チケレス割の画面を念のため確認。
無事、予約した座席に座れました。なお、予約したシートに座っている限り、特急券を拝見されることはありません。
2時間13分後に、無事、名古屋に到着。アーバンライナーは停車駅が多いものの、乗り心地は快適。コロナ禍ということもあり、車両もガラガラでした。
新大阪-名古屋は新幹線なら6680円かかりますが、近鉄アーバンライナーを使って半額以下で移動できました。新幹線なら1時間未満と時間は圧倒的に短いものの、新大阪駅までに時間がかかる場合は、時間的な優位性はそれほど大きくありません。時間的に余裕がある場合、近鉄を使って格安で移動して、差額を名古屋メシに回す……というのも大いにアリかもしれません。