テスラの新型ロードスターが、停止状態から時速100キロメートルまでの加速を競うゼロヒャク1.9秒を謳っていますが、それを上回る加速を持つというEV「Miss R」が開発されています。ゼロヒャク1.8秒のMiss Rは、なんとオンロードだけでなくオフロードも走破できる構造を持つそうです。
XING Mobility Miss R Teaser – YouTube
極太のパイプフレームの奥に見えるXingという文字。Miss Rを開発するのは台湾企業のXING Mobility。
ボディを乗せていない状態の開発車両。
EVの主要パーツのリチウムイオンバッテリーは18650サイズを4200個も使います。
リチウムイオンバッテリーを入れた専用のブロックを組み合わせて大容量を得ます。なお、水冷パイプがブロックを貫通することでバッテリーの熱対策が行われるとのこと。
最大出力は驚異的な1341馬力。
4つのモーターでの4輪トルクベクタリング採用。電磁制御のサスペンション機構も備えるとのこと。最高速は270km/hを誇ります。
すでに走行可能な状態のテスト車両が完成している模様。
走行する様子もムービーで確認できます。
オフロード走行するムービーはいずれ公開されるようです。
Source:XING Mobility