ド素人がデリカD:5をスプレーガンで塗りなおしてみた(前編)【レビュー】

先日、キャンプ用に買ったデリカD:5で、ようやくキャンプに行くことができました。ボディの塗装に丸1か月かかったため、秋のキャンプシーズンが終わる寸前での初キャンプとなってしまいました。スプレーガンを使ったことがない素人が、プロの塗装職人の手ほどきを受けて、なんとか見られる状態にするのに悪戦苦闘した様子を、備忘録代わりに記録しておきます(いつか、再塗装するときのメモ代わりに……)

元の状態

購入時点のデリカの様子。ボンネットにでかでかと「MITSUBISHI」の文字。はっきり言って、ダサい(前オーナーには申し訳ないけれど……)。ボンネットのエッジやグリルのマット塗装も、素人が塗ったのが丸出しで、クオリティも低い状態でした。

さらには謎の星マーク。こちらも私のセンスでは理解できないもの。

サイドにも木(?)のステッカーが貼ってありました。大きなキズを隠すために貼っていたようでしたが、隠せていない……

あまりのダサさに、一刻も早く塗装したいと考えたのが10月初旬のこと。とりあえず、ノーマル状態に戻そうと決めました。ここから、1か月にわたる塗装の苦労が始まるとは、夢にも思っていませんでしたが……。

下処理

まずはステッカーを剥がすべく、スクレーパーで挑むことに。最終的にはこの判断は大間違いで、後々苦労することになりました。

簡単に剥がせるかと思ったステッカーは想像以上に手ごわい。

エッジもガリガリやらないと剥がせず、大きな傷を入れてしまうことになりました。

あらかたステッカーがはがれたので、続いてペーパーを当てます。240番⇒400番⇒600番の順で、耐水ペーパーを当てていきます。

400番が終了。

600番を終えて水をかけると光沢が出てきました。

手で触れてもつるつるてかてか。しかし、この後、800番⇒1000番までかけなければなりません。どれだけ下地処理を頑張ったかで完成時の美しさが決まるからですね。

「磨きパッド」も使いましたが、ペーパーの方がきれいになる気がします。

試行錯誤しながら、1000番まで終了。

ステッカーがあった部分は、下地の金属がむき出しになっており、なんとも痛々しい……(自分でやっておいて言うのもなんですが)。あんなダサい★を貼るからだと恨み節

塗装のための材料準備

塗装するには大量の道具が必要なので材料をホームセンターでそろえることにしました。まず、スプレーガンを洗うための「ラッカーシンナー」。一斗缶買いましたが多すぎました……。

忘れてはいけないのが”象のハナ”。これがないと、シンナーをこぼしまくってしまいます。必需品です。

塗る前に脱脂するための「プレソル」

パテを塗る「ヘラ」はプレスチックの物を購入しましたが、これは使いにくくて×。プロならまだしも素人には使えない代物です。遅れて購入した白色のパテベラがベストだと、後々気づくことになります。

パテヘラの汚れを落としたり、スプレーガンを掃除するための「真鍮製ブラシ」

耐水ペーパーを大量に

その他、マスキングテープ、ウエス、捨て缶、缶を開ける鉄ベラなどを購入しました。もちろん、塗料や硬化剤、ウレタンシンナーは別で用意する必要があります(デリカD:5のカラーナンバーはブラックが「X24」でした)。初期費用で3万円は軽く飛びました。

コンプレッサーは師匠(塗装職人)に借りたものの、結局、購入することになったので、初期投資額はプロに塗ってもらう費用とあまりかわりませんでした(^^;)

パテ埋め

いよいよ塗装する日がやってきました。しかし、塗装の前にサイドのステッカーを剥がし取り、キズをパテで埋める工程が残っています。そこで大活躍するのがこの「ドットブロック」(通称、「レンコン」)

耐水ペーパーをセット

曲面でも段差なくペーパーを当てられるので広い範囲に貼られたステッカーの跡もきれいにそぎ落とせます(ボンネットのステッカーも、スクレーパーではなくこれで削れば良かった)

次にパテ埋め。使うパテは「ROCK グレージングパテ」

パテベラでパテを入れます。プラスチックのヘラでは難しすぎてうまく入れられず、師匠に助けてもらいました。

600番⇒1000番の順で耐水ペーパーをかけていきます。

キズにパテが入りました。あとは手で触っても段差が感じられなくなるまでペーパーを当てればOK。

スプレーガン塗装

いよいよスプレーガンを使うところまできました。このガンは1.3mm(ですが、素人の私には扱いづらく、この後、1.0mmを買いなおすことになります)

プラサフをウレタンシンナーで薄めます。

プレソルでしっかりと脱脂。

ガン塗装は想像以上に難しく、重なりが小さくトラのような縞模様になったかと思えば、重ねすぎてタレる、ムラが出るなど、散々な出来。最終的には師匠に塗ってもらいました(^^;)

スクレーパーでできた傷は深く、プラサフでも埋まらない箇所は、再びパテを入れてペーパーを当てる必要がありました。

パテで修復した部分にも……

小さな剥がれにもプラサフを吹き、サフのエッジを落とすために800番⇒1000番のペーパーを当てるという、時間がかかる作業の連続。下地処理からマスキングなど、塗装のための下準備にかかる時間は、実際にスプレーガンを吹く時間の20倍くらいは必要でした。

朝イチから始めたにもかかわらず、ブラック(X24)を塗るころにはすっかり日も暮れてしまいました。

ボンネットだけ一度塗った時点でタイムアップ。次回以降に持ち越すことになりました。

~続き~

ド素人がデリカD:5をスプレーガンで塗りなおしてみた(後編)【レビュー】 – TECH-SURF

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