私は自動車&バイクのエンジンオイルは、年2回、3月と9月に交換すると決めています。過酷な夏を過ぎて劣化が進んだオイルは交換したいのと、このタイミングだと夏用と冬用に粘度を変えられるという利点があるからです。愛車のZZR1100Cは最近忙しすぎたためまったく乗ることができておらず、オイル交換が4月末になってしまいました。もうすぐ鈴鹿のサーキットクルージングがあるので、オイル&フィルターを交換することにしました。備忘録代わりにメモしておきます。
オイル交換に必要な部品
Amazonからオイル交換部品一式が届きました。今やバイクの部品でさえ自宅に届けてもらえるので本当に便利ですね。しかも安い。
「カストロール POWER1 4T 10W-40 4L」
部分合成油なのでかなり安価。私は「オイルは高性能なものを年1回交換」よりも、「安いものを年2回交換」の方が良いと考えています。
カストロール エンジンオイル POWER1 4T 10W-40 4L 二輪車4サイクルエンジン用部分合成油 MA2 Castrol
デイトナのオイルフィルターとセンターボルト用・フィルターカバー用2種類のOリング
デイトナ(Daytona) バイク用 スーパー オイルフィルター カワサキ系 ZRX1200DAEG など 67938 通しNo:F-15
キタコ(KITACO) Oリング(OK-07) カワサキ系 ZZ-R250/ゼファー400/GPZ900R等 1個入り 70-967-34070
キタコ(KITACO) Oリング(OK-06) ZZ-R250/ゼファー400/ZRX1200ダエグ等 1個入り 70-967-34060
そして廃油ポイ
最後にスーパーゾイル。私は2年に1度くらいの頻度でゾイルを投入していますが、ここらへんは好みですね。ZZR1100Cだと320mLをちょうど1本使う感じです。
オイルを抜く
まず初めに、オイルキャップが開くか確認します。オイルを先に抜いてしまってから、オイルキャップが開かない……となれば、自走できず大変なことになるからです。
かなり固く締まっていましたが、なんとかキャップは取り外せました。
次にエンジン下部を確認します。ZZR1100Cのオイルは、前後2つのドレインボルトから抜くことができます。オイルフィルターも含めて、ボルトのサイズは「17mm」
廃油ポイを開封。段ボール箱をあけるだけ。
中のゴミ袋を縁まで広げます。
吸水剤をほぐしましたが……この作業、不要でした。
今回はオイルフィルターを交換するのでマフラーは集合部以降を取り外しました。オイルのみの交換だったらマフラーは外さなくても作業できます。
廃油ポイをエンジン下部に配置。
前方のドレインボルトを外し……
次に後方のドレインボルトを外すと、オイルを素早く抜くことができます。
続いてオイルフィルター部のキャップを外して、フィルターを取り出します。
ZZR1100Cのオイル量は約3.5L。廃油ポイは4.5L対応なので余裕がありました。
金属のフィルターカバーの下にはスプリングやOリング、ワッシャーが入っているので、順番を忘れないように覚えておく必要があります。
2年間交換していなかったフィルター
新品に交換。Oリングも新品に交換しておきました。
オイルを入れる
Amazonで購入した「POWER1」には、オイル用のノズルが付いていませんでした。しかも買い忘れた……
そこで、厚手のチラシを丸めて即席でノズルを作成。
こんな感じで挿し込めばOK
オイルを計量カップに1L取り……
投入
オイル1L入れた後に、スーパーゾイルを投入。最後にオイルを1.8Lほど投入し、様子をみました。オイルは多すぎても抜けないので、少しずつ慎重に追加して量を調整していくのがポイントですね。
結局オイル+ゾイルを3.1L入れると規定量が入りました。
オイル交換も済んだので、最後に洗車して、作業はすべて完了。次回は秋に、オイルのみ交換予定です。