上海問屋からワンコイン500円の簡易VRヘッドセット(ゴーグル)「DN-914815」が登場しました。ダイソー以上のハイ・コストパフォーマンスと言えそうなVRヘッドセットが一体どんな物なのか、早速購入してみました。
「DN-914815」はシンプルな白一色のパッケージです。
中身は、VRヘッドセット本体、レンズを拭くためのクロス、簡単な説明書など。説明書は英語表記で日本語はありませんでした。
よくある2000円弱のVRヘッドセットとほとんど変わらない大きさと質感。
前面のシャッターを開けると、奥にレンズがのぞいて見えます。
右横からスマートフォンを収納するホルダーを取り出します。
中央部分にバネ式の固定用スライダーを搭載してます。写真では直接スライダーを持ち上げていますが、穴に指を入れて動かします。
顔が接する部分。クッションはまずまずの肉厚。
レンズのフィルムを剥がしたところ。
天面にレンズの位置を調整する機構が備わっています。スライダーを前後に動かすとレンズが前後に、つまみを左右に動かすとレンズが左右に動く仕組みで、自分にぴったりの焦点にレンズを合わせることが可能です。
ベルトはマジックテープで調整可能。
5.2インチサイズのディスプレイを備えるXiaomiのMi 5を取り付けてみました。中央のスライダーが電源ボタンに触れてしまい、再起動を繰り返すため、この向きでは使用不可。
反対にすると再起動ループは回避できましたが、WebVRなどの一部のVRコンテンツが使えないので、これではまったく使えません……。これについては、追記します。なお、写真のとおり、ケースをつけたままでも装着することは可能でした。
とりあえずの外観レビューの感想を。500円という低価格を考えると、質感は極めて高めです。段ボールで自作しないという人であれば、間違いなく「買い」と言えそうなコストパフォーマンスです。
次回は実際にVRコンテンツを試してみる様子を報告します。
上海問屋 DN-914815 VR BOX |ドスパラ通販【公式】
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