私は車載のカーナビは基本的にはテレビ視聴にしか使わず、もっぱらスマートフォンのナビアプリを活用しています。横長画面の一般的なカーナビよりも、縦長のスマートフォン画面の方がナビとしては視認性が高く、ルート探索の速度と精度もスマホアプリの方が純正ナビより上で、何より地図の更新の手間が不要なのも大きな魅力です。先日、スマートフォンを固定する車載用ホルダーが壊れてしまったので、Amazonで物色しました。1000円を下回る激安価格のモノもいくつかあり、物は試しと購入してみたところ、想像以上に出来が良かったので、記録しておきます。
いくつかある激安スマホホルダーの中から選んだのは、「AINOPE SUCTION CUP」という製品。レビューコメントにサクラっぽさがなかったのが選んだ理由です(笑)
Amazonで700円くらいで購入できます。
外観レビュー
中身はクランプ(ホルダー本体)、アーム、固定用プレート、エアベント(クリップタイプ)、クーポンQRコード、説明書となっていました。
スマートフォンを挟み込むタイプのクランプ。ギアで幅を自由に調整可能です。
背面は自由に移動できるようアングルロック式になっています。
なお、背面上部にあるボタンを押すと、ロックが解除されてクランプの幅が広がり、スマートフォンの固定を解除できる仕組みです。
幅最大のロック解除状態で第2世代iPhone SEを置くと、かなり余裕があります。一般的なスマートフォンであればほとんど使用可能ですが、タブレットはさすがに幅的にも重量的にも難しそうです。
アームは折り畳み式で角度を調整可能。
私は使いませんが、エアベントでエアコン吹き出し口に固定することも可能です。
なお、説明書の日本語はごく一部を除いて正確な文法でした。
設置
さっそく設置してみます。まずはクランプ背面のロックを反時計回りに回してゆるめて……
アームを挿入し、ロックを締めます。以上、めちゃくちゃ簡単です(笑)
なお、アームは伸縮可能。メッキされたボタンを押すと……
軽く5cmは伸びます。ちなみに伸ばす長さも細かく調整できます。
本来は、ダッシュボードなどにこのプレートを接着させて、粘着パッドを固定しますが……
プレート裏の3Mの両面テープは見るからに強力そう。一度貼り付けると、二度と剥がせないやつですね、これは。
ということで、私はアームをさかさまにしてフロントガラスに接着させることにしました。Gクラスのフロントガラスは平面なので、ぐらつくこともなく問題なく固定できました。
第2世代iPhone SEを置いても不安さはまったくなし。
Amazonで購入した激安1000円未満のスマホホルダーですが、満足度はかなり高めです。以前使っていたタイプよりもアームが長いのが大きな違いですが、これが想像以上に使い勝手を良くしてくれます。スマートフォンのナビアプリが見やすいだけでなく、スマートフォンを取り外す際も非常にラクチン。アームが伸びるタイプは大いにアリだと知りました。あとはどれくらい使えるのかという耐久性だけですが、使い始めの感想は価格以上の出来栄えに大満足という感じです。