バーガーキングはアメリカでは徹底的にマクドナルドをディスりまくる挑発的なマーケティングで知られています(日本でもたまに話題になっていますよね)。そんなマーケティング巧者のバーガーキングが、付けるだけでコロナ感染リスクを減らして安全にオーダーできるマスクを生み出しました。
ウィズコロナ時代のマスクを提案したのは、パリの広告代理店Buzzman。この男性の着用するマスクには「甘口のチリソースをいただけますか?」というオーダーが書かれています。
この女性は「ラージワッパーのコンボ、フライドポテトとダイエットコークでね」という感じ。ドライブスルーでしょうか?
この男性は「まだペッパーキングってあります?」
Buzzmanが仕掛けた広告キャンペーンはベルギーとルクセンブルクで行われ、バーガーキング公式のFacebook、Instagramに注文を書き込み、採用された250人にその注文の文言が印刷されたマスクが送付されたとのこと。当然、SNSでマスク着用の様子は拡散されたことでしょう。ちなみに、バーガーキング公式は「食べるときにはマスクは外してね」と注釈をつけたとか。
ウィットに富んだバーガーキングの広告は、ちょっとした笑いを提供してくれる点で、鬱屈したコロナ禍でこそ威力を発揮しているのかもしれません。日本のバーガーキングにも期待ですね。
Source:Burger King