【悲報】MSI B350 TOMAHAWK(トマホ)では12コア/24スレッドのRyzen 9 3900Xが動きませんでしたTT【解禁日速攻レビュー】

大阪・日本橋の争奪戦を勝ち抜いて、12コア/24スレッドのRyzen 9 3900Xを手に入れました(ヤッター)。これまでRyzen 7 1700で使ってきたメインマシンのMSI B350 TOMAHAWK(トマホーク：通称トマホ)で12コア/24スレッドの第3世代Ryzen 9は動くのか？ということで、CPUを換装してみました。結論は……動・か・な・か・っ・た～。涙にぬれながら、速攻報告しておきます（追記、ベータ版BIOSで動くかも！という希望は出てきています動きませんでした）。

【パーツ構成】
CPU：AMD Ryzen 9 3900X
CPUクーラー：Thermalright TRUE Spirit 140 Power
マザーボード：MSI B350 TOMAHAWK
メモリ：Corsair VENGEANCE DDR4-2666 8GB×2(CMK16GX4M2A2666C16R)
SSD：KINGMAX Zeus PX3280
HDD：Seagate 3TB(ST3000DM008)
グラフィックボード：Sapphire NITRO RADEON RX 460 4G GDDR5
電源：Enhance 800W(GOLD)
ケース：Silverstone RAVEN 2
その他：EARTH SOFT PT1×2

Ryzen 9 3900Xの開封の儀。パッケージはかなり高さがありました。

蓋を開けるとRyzen 9 3900XとAMDステッカーが出てきました。

サイズはAM4なので、第1世代Ryzenや第2世代Ryzenとまったく同じサイズ。ただし、12コア/24スレッドとなる初のRyzen 9ブランドです。

さっそくB350 TOMAHAWKマシンのRyzen 7 1700を、買いたてホヤホヤのRyzen 9 3900Xに換装します。まず最初にCPUに負荷をかけてグリスを溶かしすことで接着力を落ととしておいて”スッポン”を防ぎます。

エンコードで負荷をかけつつ、最後の1分ほどはCPUクーラーのファンを止めてトドメ（笑）

熱がしっかり入ったところでCPUクーラーの取り外し。ぐりぐりとまわすようにして取り外しました。

2年4か月フル活動してくれたRyzen 7 1700。まだまだ現役バリバリの性能ですが、サブ機に回ってもらいます。

左がRyzen 7 1700で右がRyzen 9 3900X

トマホにRyzen 9 3900Xを装着。

CPUクーラーも取り付け準備は完了……。

でしたが、電源をONにしてもウンともスンともいいません。どうやらトマホでは12コア/24スレッドのRyzen 9 3900Xを動かすことはできないようです。トマホーク、これで終わってしまうの……？

仕方ないので、サブ機としてRyzen 7 1700が嫁ぐはずだったMini-ITXフォームファクタのASRock「Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac」でRyzen 9 3900Xを動かすことにしました。

～追記～
コメントいただきました。トマホーク用のベータBIOS「7A34v1O1」からRyzen 3000シリーズ対応とのこと。ベータ版が引っ込められた理由が気になりますが、ダメ元でためそうと思います(すでにRyzen 9 3900XはMini-ITXケースにリテールクーラーで組み込んでしまっていて取り出すのにかなり苦労しそうだけれど……)。MSIははやく公式の対応BIOSを出してくれ～！

～2019/07/08 追記～
コメント欄で教えてもらったベータBIOS「7A34v1O1」で試してみました。結果はアウトort動きませんでした。Ryzen 7 3700Xだったら動いたのかなぁ……。3700Xでもよかったかなぁ、と考えつつ、トマホの行く末を案じています。MSI、対応BIOS早よ！

～続き～
MSI B350 TOMAHAWKにRyzen 3000対応ベータBIOS到着、トマホでRyzen 9 3900Xの夢はかなうのか？(→かないました！) – TECH-SURF