【レビュー】激安のNVMe接続SSD「KINGMAX Zeus PX3280」はどれくらい使えるのか?

先日、NTT-XのX-DAYセールで「KINGMAX Zeus PX3280」というM.2タイプのNVMe接続SSDが激安で販売されていました。価格は容量256GBのモデルが8980円(送料別)なり。SSD価格が下がり始めているという中でも、NVMeタイプとしては激安の部類に入るでしょう。しばらく放置していましたが、休みを利用してシステム用ドライブとして使ってみました。

これがKINGMAX Zeus PX3280(256GB)。2280サイズのM.2タイプSSDです。256GBモデルの公称速度は、シーケンシャルリードが1600MB/s、シーケンシャルライトが850MB/sとのこと。PCI-Express接続では現行最速のSSDにはやや劣る性能ですが、SATA3接続のSSDに比べると圧倒的な速さです。SATA3のSSDよりも安いNVMe接続SSDでどれくらいの速度が出るのかちょっと期待。

使うマシンはRyzen 7 1700MSI B350 TOMAHAWKメインマシン。SSDのパッケージにネジがついていませんでしたが、よくみるとマザーボード側に標準でついていたので、これを使うことにします。グラフィックボードを取り外しただけで、PT1など他の拡張カード類は取り外すことなくSSDを装着できました。

全然関係ないのですが、Pegasys TMPGEnc Video Mastering Works 6のNVENCでH.265エンコードをするためだけに購入した「MSI GTX 1050 2G OC」は、ホコリひとつ付いていない状態。CPUクーラーのファン&ヒートシンクは汚れていたので、グラフィックボードの異常な綺麗さに少し驚きました。ケースがLAVEN2という90度回転した変態ケースでグラボは垂直方向に設置しているので、ホコリが一切ついていないのかもしれません。

とりあえず、Windows 10 Pro(64bit)をサクッとインストールすると、ファイルコピーが異常に早い。通常のSATA3タイプのSSDに比べると半分くらいの時間でインストール完了。体感速度は倍以上の速さを感じました。

ドライバー類だけを当てた状態で、Crystal Disk Markで速度を計測すると以下の通りになりました。リードはほぼ公称通り、ライトは公称値以上の速度でした。まだ、キャプチャ環境等を移行させる時間がないので、しばらくはこのままマザーボードに装着したまま放置ですが、ベンチマーク上は十分な速度が出ており満足です。体感速度などは、来月以降にのんびりチェックしようと思います。

ちなみにこのKINGMAX Zeus PX3280 256GB、X-DAYセール価格で8980円(送料別)と安かったので購入しました。が、翌週に7980円で販売されているのを発見。しかも送料無料……。NTT-X許すまじ。

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