コロナ以降、在宅ワークもあって、体を動かす機会が激減したため、コロナ太り状態が続いています。さすがにこれはマズイ……と思っているときに、RIZAP(ライザップ)が「コンビニジム」なる業態のジム(いわゆる「無人ジム」)を始めたと知りました。24時間全店舗のジムが利用でき月額2980円(税別)というお手軽・お手頃なコンビニジム「chokozap」に入会し、さっそく利用してみました。
chocozap(ちょこざっぷ)|ライザップが作ったコンビニジム
https://chocozap.jp/
ジムの設備
最寄りの店舗に到着。この店舗はビルの1階にありますが、コンビニライクな作り……というかコンビニ跡地です。
フィットネスとセルフエステが可能だとのこと。
いざ入店。
自動ドアを通り抜けると、鍵のかかったドア越しに、ジム内が見えています。
検温しつつ、アルコール消毒。温度センサーはガバガバですね(^^;)
QRコードをかざす端末があるので……
アプリの「会員タブ」を開くと上部に表示されるQRコードを読み込ませれば、ドアのロックが解除され、中に入れるという仕組みでした。
ジムでは靴に履き替える必要はなし。中にはトレーニングマシンが並んでいます。午前9時ごろに訪れると、たまたま誰もおらず、貸し切り状態でした。
マシンは店舗ごとにさまざまで、この店舗には、ランニングマシンは4台。
バイクは5台。
その他のマシンは2台ずつあり、充実度では「中」程度でしょうか。
店舗の奥には「セルフ脱毛ルーム」「セルフエステルーム」なるものもあるようです(未体験)
マシンを使ったあとは、備え付けのアルコールティッシュで消毒するのがルールです。
ストレッチ用の大きな鏡もありました。なお、chocozapにはバーベルやダンベルなどは用意されていないようなので、比較的ライトな利用が想定されているようです。
入り口横にあるロッカーは、鍵がないオープンタイプ。基本的に、着替えとスマホとドリンクくらいしか持ち込まないのが前提なので、こんな簡易なロッカーでOKです。
ロッカー横の更衣室は1名分のみ。
中にはヘルスメーターが1台あるだけでした(なぜか体脂肪率などの計測は不可。体重だけしか計測できませんでした)
トイレや……
洗面台も1つずつで必要最小限。混雑時は譲り合って使うことが重要です。
もちろんWi-Fi完備なので、YouTubeを見ながらランニングすることも可能です。
会員アプリ
chocozapは、コンビニジムを謳うだけあって、いつでもお手軽にジムを利用できるのが大きな特長です。お手軽トレーニングをサポートするのが専用アプリです。
会員用のトップページには入館用のQRコードの他に、登録したジムの混雑具合がリアルタイムで表示されます。chocozapはどの店舗を利用してもOKなので、混雑具合を確認して、ジムを選ぶことができます。
「トレーニング器具の使い方」をタップすると……
トレーニング方法がわからない人やトレーニングマシンに不慣れな人のために、専用のコンテンツが用意されています。
「鍛えたい箇所」「カラダのお悩み」別に、検索が可能。
すべて動画で解説されているので、初心者でも安心です。
また、アプリですべてのトレーニング内容を記録可能。
「トレーニング歴」と「体調」をそれぞれ個別に管理できます。
トレーニングするたびに、内容をセットすればOK。
体調管理は、入会特典でもある専用のスマート体組系やヘルスウォッチでも自動的に記録できるようですが、現時点でデリバリーが滞っており、3カ月くらいたたないと届かないので、手動で入力することになります。
パーソナルトレーナーがいない代わりに、ライブ配信される動画も多数あるようです。
感想
コンビニジムchocozapは、サービス開始から間もないためか、それほど混雑することもなく、いつでも気軽に使えるため、非常に便利です。もちろん、店舗の規模が小さいため、すぐに満員になるというケースもあり得ますが、その場合は近隣店舗に切り替えることで問題は回避できます(今後、店舗数も増える予定なので、このままうまくバランスが取れることに期待です)
傾向としては、午前中は年配の人や専業主婦(?)の人が多く、夜は若い人が多いという印象です。ちなみにセルフエステとセルフ脱毛利用の女性が意外と多いので、マシン待ちになることはまずなさそうです。
ただし、マシンの種類が限られているのが最大の欠点でしょう。バーベルなどもないため、バルクアップを目的とした筋トレではなく、ダイエットや代謝を高めるための筋トレという利用が想定されているようです。本格的な筋トレ目的の人は、chocozapでは物足りないかもしれません。
健康的に無理せずじっくり継続的に筋トレをしたいという人にとって、chocozapは理想的なジムだと思います。あとは、入会特典の体組計とヘルスウォッチがはやく届けられるようになることを期待しています。少なくとも、それらが届くまでは、chocozapを続けようと思います(もしかして、継続利用を促すための配達遅延なのか!?)