長らく更新が途絶えていましたが、台湾で行われたIT見本市の「COMPUTEX TAIPEI 2017」に行っていました。10カ月ぶりの台北でしたが、空港から台北市内の要所である「台北駅」までのMRTが開通するなど、交通事情に変化があってビックリ。空港線に乗ってみたのでレポートします。
桃園空港に到着。日が暮れた夕方に着きました。
桃園空港で、最初にやることはモバイル端末用のプリペイドSIMカードのゲットなのですが、なんと空港の入境検査場の手前の免税店売り場の近くにプリペイドSIMカード売り場が出来ていました。
私はいつも台湾大哥大(台湾モバイル)。もちろん中華電信や遠傅電信のプリペイドSIMカードも購入できます。台北市内に関しては速度の違いはほとんどないので、特にブランドは気にしなくてもOKです。
プランも3社でほとんど同じ。今回は、5日間モバイル通信し放題で50NTD分の無料通話がついたプランB(300NTD:約1100円)にしました。
空港を出ると、COMPUTEXモードでした。
扉を出て右手のモバイルSIMカード売り場。時間が遅いためかガラガラですが、日中はかなり長い列ができます。列が短ければ、前述の空港内の売り場の方が良さそうです。
【往路:桃園空港→台北市内】
まずは、台北市内の交通の要である台北駅へ向かいます。空港地下にあるバスターミナルへGO。
國光交通で台北駅行きのチケットを購入。2017年5月末時点では125NTD(約480円)でした。
5番で待ちます。
路線番号は「1819」。なお、復路も1819です。
約45分で台北駅に到着。
巨大な台北駅。台北駅を起点とすれば、MRTや台鉄(新幹線も)、バスなど各種交通を利用して、台北市内はどこでもいけるはず。
台北駅を中心としたMRTの路線図はこんな感じでした。
ということでCOMUTEXを堪能できました。
【復路:台北市内→桃園空港】
帰りも國光交通のバスを使って台北市内から桃園空港に行くことはできます。しかし、MRTの台北駅で「空港往MRT」の文字をみかけ、調べるとなんと2017年3月に台北駅-桃園空港間のMRT空港線が開通したとのこと。MRTの方がバスよりは遅延も少なさそうなので、さっそく台北市内→桃園空港の復路で試してみることにしました。
ネットでは「『台北駅』から乗る」という情報が多いようでしたが、最も近いのは台北駅ではなく隣の「北門」駅です。
北門駅「3番出口」を出て右へ。
MRT空港線の駅までは約500メートルとのこと。ひたすら歩きます。
とはいえ、「空港線」の看板と矢印があるので、これに従って行けば大丈夫。迷うことはありません。
動く歩道。
写真のエスカレーター横をさらに進みます。
ひたすら歩く。
ひたすら歩く。
ようやく到着。
運賃は160NTDでバスより高め。
自動改札。もちろんMRTで使えるチャージ式のカード「悠遊卡(ユウユウカード)」も使えました。
車内。
空港線だけあってスーツケース置き場もありました。
ということで、約40分ほどで桃園空港駅に到着。
エレベーターを上がると……
すぐに各航空会社のカウンター。
結論としては、空港線と高速バスで時間的にはほとんど変わりませんでした。渋滞がなければバスと大差なし。歩く距離も長く、運賃も高い上に、電車内で座れない可能性もあるという点で空港線にそれほどメリットは感じず。時間に余裕があればバスの方が良いと思いました(次は往路復路共にバスに乗るはず)。台北観光する人の参考になれば幸いです。