Amazonでは中華製と思しき激安の外付けSSDを発見しました。スペック詐欺ではないかと思いましたが、興味本位で購入してみました。結果を報告します。
3000円台の1TB外付けSSD
ことの発端は、異様に安いUSB接続の外付けSSDをAmazonで発見したこと。なぜか間違ってデイバックの写真が映っていますが、一応、外付けSSDです。
転送速度は最大430MB/sとのこと。S-ATA接続でしょうが、SSDらしい高速データ転送ができるようです。
価格は6500円となっていますが、50%OFFクーポンが付いているので、3250円になります。外付けSSDとしては異常なくらい安い……。
カラーは4色から選べたので赤色をチョイス。
カートに入れて、クーポンコードを入力すると、確かに半額の3250円になりました。しかもAmazon倉庫からの発送。詐欺ではなさそうなので、ポチってみました。
ちなみに、2TBにも半額クーポンが出ていました。2TBの外付けSSDが4250円なので、こちらにしておけばよかったかも……。残念ながら、1TB購入でクーポンを適用したため、2TBにはクーポンが使えませんでした。
1TBの激安外付けSSD
予定通り、購入の翌日に激安3250円の外付けSSDが到着しました。
箱には製品名の表記はなく、「SSD 外付け パソコン(1TB,Red) 新品」とあるのみ。
中には赤色の外付けSSDがたしかに入っていました。
そのほかには説明書もなく、こんな紙1枚のみ。
Type-Cのポートに付属のUSBケーブルを接続すると、外付けSSDとしてすぐに使える状態になりました。
使ってみた
Windows 10のPCに接続すると、すぐにUSBメモリとして認識されました。さっそくCrystal Disk Markでベンチマークをとると、シーケンシャルリードで24.5MB/sという残念な結果に。ランダムライトは驚異の0.00MBを記録しています。ちなみにUSB2.0接続でもほとんど速度は変化しませんでした。USB3.0で動いていないようです。うたい文句の430MB/sには程遠い結果です。
実際に動画を転送してみましたが速度は10MB/s程度。公称値からかけはなれた速度となっていました(これ、中身はSDカードですよね?)
速度は無残な結果になりましたが、1TBという容量は正しいのか試すことにします。とはいえ、10MB/sで1TBのデータを書き込むのは時間がかかるので、結果は後日更新します。
なお、この外付けSSDは、投稿時点では残念ながら在庫切れです。
~追記1~
200GBの動画ファイルを保存することはできました(あまりに時間がかかるので、夜通しで断念)。が、中のファイルを読み込むことはできず……。中身を再びローカルにコピーすると視聴できるので、確かにファイルは保存できているようですが……。やはり、超低速のストレージとしても、使い勝手が悪いことが分かりました。
~追記2~
データ転送を待つ間に、Amazonで出品者情報を調べてみました。出品者のプロフィールには「信西枝村」という名称で、販売業者は「貫名 三輪」、住所は、「京都府京都市西京区大枝沓掛町14−8」となっています。京都……?
Googleマップで住所を検索すると、なにやらレストランが……
「かつ源洛西店」というとんかつ屋さんでした。
一体中身はどうなっているのか?分解したい衝動にかられますが、返品する予定です。とはいえ、京都でとんかつと言えば「かつ源」と投稿されるとんかつ屋さんを発見できたのは、収穫でした。