アメリカにおける給料額の高い企業トップ25が発表されています。アメリカのテックカンパニー(IT企業)は給料が高いことで知られていますが、Google・Facebook・Microsoftなどのハイテク業界の雄を押しのけて、給与支払いトップに輝いたのはIT企業ではありませんでした。
転職支援企業Glassdoorが発表した、アメリカの給与支払い額トップ25社は以下の通り。ただし金額は従業員の中央値。つまり、全社員の給与を順に並べたときに、ちょうど中央の人の金額が表示されています。なお、金額はいわゆる給料だけでなく、ストックオプションなども含めた金銭的な対価の合計。平均値ではなく中央値なので、給与の分布次第では必ずしもこの順番通りに給与が高いとは言えませんが、一つの目安にはなりそうです。各社につけたリンク先には「マネージャークラスの給与の中央値」などポジション別給与などの企業情報があるので、気になる人は調べてみてください。
第25位:Akamai:14万ドル
第24位:Palo Alto Networks:14万20ドル
第23位:F5 Networks:14万555ドル
第22位:Twitter:14万2000ドル
第21位:Visa Inc.:14万2000ドル
第20位:Walmart eCommerce:14万3500ドル
第19位:Microsoft:14万4000ドル
第18位:Broadcom:14万5025ドル
第17位:Boston Consulting Group:14万7015ドル
第16位:Informatica:14万7400ドル
第15位:Synopsys:14万8000ドル
第14位:Dimension Data:15万ドル
第13位:Salesforce:15万ドル
第12位:LinkedIn:15万ドル
第11位:Juniper Networks:15万ドル
第10位:Amazon Lab126:15万2800ドル
第9位:McKinsey & Company:15万3000ドル
第8位:NVIDIA:15万4000ドル
第7位:Facebook:15万5000ドル
第6位:Google:15万5250ドル
第5位:Cadence Design Systems:15万6702ドル
第4位:Splunk:16万1010ドル
第3位:VMware:16万7050ドル
第2位:Strategy&:17万2000ドル
第1位:A.T. Kearney17万5000ドル
トップはハイテク企業ではなくコンサルティングファームのATカーニーでした。2位のStrategy&、9位のマッキンゼー、17位のBCGなどコンサルファーム以外のほとんどはハイテク企業。アメリカでは「ハイテク企業のエンジニアが高給取り」という構図で、日本とはずいぶんと違うようです。
Source:Glassdoor