電化製品のコンセントをオンオフするために電源タップを使っていますが、遠隔操作できるとものすごく便利です。そんなコンセントのオンオフをスマホで遠隔操作できる「SwitchBotプラグ」を導入したところ、あまりの便利さにすぐに複数台を追加導入してしまいました。どんな使い勝手なのかレビューしておきます。
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https://www.switchbot.jp/
開封・外観チェック
スマホで操作可能なIoT「SwitchBot」シリーズの中で、コンセント(プラグ)タイプの「SwitchBotプラグ」。スマホだけでなくAmazon EchoなどのAIスピーカーでも操作できます。
箱の中身はSwitchBotプラグ本体のみというシンプルさでした。
裏面はプラグになっており、コンセントに差し込んで使います。
奥行きは47mmと結構厚みがありました。
今回、SwitchBotプラグを導入した理由は、発熱しすぎでフリーズしがちなeo光(5G)のモデム&ルーターを定期的にリセットするため。夜の間は電源をオフにすることで省エネにもなるだろうということで、SwitchBotプラグで電源ON/OFFのスケジュール管理することにしました。
アプリ設定
SwitchBotプラグはAndroid・iOSの両対応。今回は、Android端末で設定しました。
Google Playから「SwitchBot」アプリをダウンロード・インストールします。
アプリを開くとチュートリアルが始まるので読み進めて、「はじめる」をタップ。
SwitchBotプラグは、位置情報のアクセスを許可しないと使えないように仕様変更されました。「アプリの使用中のみ許可」をタップ。
ホーム画面が立ち上がるので、「+」アイコンをタップ
最初にSwitchBotアカウントの登録が必要です。
「メールアドレス」「パスワード(8文字以上の任意の文字列)」を入力し、チェックを付けて、「登録」をタップ。
登録したメールアドレスに届いた認証コードを入力して、「登録」をタップ。
認証が済んだら、「確認」をタップ。
あらためてSwitchBotアカウントにログインしたら……
再びホーム画面の「+」をタップ。
「デバイスの追加」画面になるので、「プラグ」をタップ。ここからは画面に従ってセットアップ作業を行います。
セットアップ
プラグを追加します。「OK」をタップ。
コンセントにSwitchBotプラグ本体を差し込むと、電源ボタンの周りが赤色に点灯しました。
電源ボタンを長押しせよとのこと。
ライトが青色点滅状態になりました。この状態で、スマホのアプリと連携していきます。
「システムのWI-FI設定画面へ」をタップ。
Wi-Fiから、「SwitchBot-」で始まるSSIDを探してタップ。
接続完了。アプリ画面に戻ります。
次に、Wi-FiルータのSSIDとパスワードを入力して、「確認」をタップ。なお、Wi-Fiは2.4GHz帯のみOKで、5GHz帯は使えないようです。
接続作業が始まるので、しばらく待って……
成功。「確認しますか?」をタップ。
この時点で、ライトが紫色に点灯しました。この状態であればスマホとSwitchBotプラグが連携されており、アプリからSwitchBotプラグを操作できます。
アプリでいろいろ操作してみた
アプリのホーム画面に現れた、SwitchBotプラグをタップ。
これがSwitchBotプラグの操作画面です。
スケジュール
ON/OFFの時刻を設定してみます。「スケジュール」をタップ。
「+」をタップ。
電源をONしたい時刻と曜日を指定して、「チェックマーク」をタップ。
これで、毎日6時30分にコンセントがONになります。
なお、電源をOFFにしたければ、「オフ」にチェックを付ければOK。
これで、毎日夜中の1時にモデム&ルータがOFFになり、朝6時30分に電源がONになります。なお、モデム&ルータがOFFの状態でも、SwitchBotプラグは正しく機能し、問題なく電源がONになりました。
本体の名前変更
SwitchBotプラグを複数台導入した場合、名前を変更しておくと管理しやすくなります。名前を変更するには、デフォルトの名前を長押しして……
好きな名前に変更し、「OK」をタップすればOK。
変更できました。
遅延実行
電源をすぐに切ったり入れたりするには「遅延実行」をタップ。
「今から〇分後に電源をON/OFFする」、という設定が可能です。
電力量
SwitchBotプラグでは、電力量を計測することもできます。「消費電力量」をタップ。
累積の電力量や、電流、電圧、消費電力などを確認できます。なお、eo光(5Gタイプ)のモデム&ルータは約20Wの消費電力のようです。
クラウド連携
SwitchBotプラグはクラウドサービスとの連携も可能です。「クラウドサービス」をタップ。
Goole AssistantやAmazon Alexa、IFTTTなどの各種サービスと連携できるようです。試しに「Amazon Alexa」をタップすると……。
スキルを有効にすることで、使用可能になるようです。もっとも、私の場合、SwitchBotプラグはeo光のモデム&ルータの電源管理に使うため、Alexaなどネットワークを使うクラウドサービスは使い勝手が悪いので、シンプルにスマホで活用する予定です。
SwitchBotプラグは設定は少し手間ですが、一度設定すると驚くほど簡単に電源をスマホで遠隔コントロールできるため、非常に便利です。いちいちコンセントを抜き差しするのが面倒な場所のコンセントをSwitchBotプラグで管理するのはかなりオススメです。