AM4用のCPUクーラーリテンションKITの無償提供に申し込んでみた(ディラック編)

Ryzen 7/Ryzen 5はCPUソケットがAM4に変更されています。従来のAM3等のAMDマザーとはクーラーを取り付けるためのマザーボードの「穴」の位置が異なるため、AM4対応のCPUクーラーが必要です。ただし、従来のCPUクーラーでも、一部メーカーの正規品は代理店が無償でリテンションキットの提供を行っています。手元にあって使っていない、Thermalrightの「TRUE Spirit 140 Power」は株式会社ディラックが無償対応しているので、物は試しと申し込んでみることに。手順をまとめてみました。

ディラックが販売するCPUクーラーのメーカー「CRYORIG」「Thermalright」「be quiet!」「SilverStone」のAM4対応状況は、以下のページで確認できます。2017年春以降に入荷したCPUクーラーはほぼ、AM4用リテンションが同封されているようです。

AMD 新CPU “Ryzen”対応状況のお知らせ – PCケース&パーツ、オーディオのパイオニア-株式会社ディラック
http://www.dirac.co.jp/amd-am4/

既存購入者への対応は各社で取り扱いが分かれていますが、CRYORIGは「送料を負担する」とのこと。CRYORIG株が私の中で上がりまくり。次回は、CRYORIGのCPUクーラーを試してみる予定。ちなみに私のTRUE Spirit 140 PowerはThermalrightなので、「新型リテンションが付属されていないお客様を対象に、新型リテンションを無償提供。(送料実費)」となっています。

CPUクーラー1個につきリテンションは1個配布です。申込みが多く、対応は時間がかかるとのこと。2017年4月16日に申し込むとどれくらいで到着するのかは、後日、追記します。

ということで、リテンションキットの申込みは以下のページから行えます。

各社CPUクーラー対応リスト – PCケース&パーツ、オーディオのパイオニア-株式会社ディラック
http://www.dirac.co.jp/support_cpu_cooler/

申込みは、メールで行います。メールの件名に「Thermalright AM4リテンション申し込み」と書いて、本文に「使用製品」「リテンションタイプ」「使用のマザーボード」「氏名」「郵便番号」「届け先住所」「電話番号」を書いて、「support_dirac-item@dirac.co.jp」宛に送ればOK。

「Ryzen CPU」と「CPUクーラー」の領収書(購入証明)をメールに添付する必要があるので注意が必要です。

リテンションキットにはTypeA / TypeBの2つがあるのでCPUクーラーの対応表から調べておきましょう。TRUE Spirit 140 Powerは「TypeA」となっていました。

ということで、領収書をスマホで撮影。分かりやすいように赤枠でくくっておくといいかもしれません。PCワンズは商品名なしですが、まあ、2017年3月3日午前0時19分購入なので、深夜販売からRyzen 7 1700だと分かるでしょう(笑)

リテンションキットはクロネコヤマトの着払いで届くとのこと。到着次第、追記します。

~2017/04/17追記~
リテンションキットの申し込みから1日足らずで、ディラックのサポートから返信メールがありました。購入証明の確認だけでなく、すでにリテンションキットを発送したとのこと。仕事が速いぞ、ディラック!

~2017/04/18追記~
18日午前中に、着払いでリテンションキットが到着。東京-大阪の着払い料金は864円でした。それにしても、2日で届いたのにはビックリです。

~続き~
Ryzen 7用のAM4リテンションが届いたのでCPUクーラーを「Wraith Spire」から換装してみた – TECH-SURF