ヘルメットでは世界トップブランドのひとつであるアライ(Arai)。最近ではF1レーサーで使っている人が減っているようですが、昔も今も安全性では世界最高のヘルメットメーカーだと思います。私もバイク用はフルフェイス・ジェットともにアライを愛用していますが、よく考えたらこれまでにシールド交換したことがありませんでした。新品ヘルメットを購入するたびにスモークシールドは何枚かもらっていましたが、交換したことがありませんでした。ジェットヘルメットのシールドを交換する機会があったので、やり方を備忘録的にまとめておきます。
ZZR1100のシートの上に置いていたのを忘れてバイクを転がしたときに愛用のジェットヘルメット「SZ-F」が落下。運悪くシールドを開けていたこともあって、外れてしまいました。
プラスチック製のシールドベースがパッカリ割れていました。このシールドベースが壊れることで、シールド自体が割れるのを防いでいるようですが、左右とも完全に壊れてしまいました。
ということで、梅田の南海部品本店へ。
バイクに乗るのが15年ぶりくらいなので、南海本店の駐車場も15年ぶりということになりますが、驚くほど何も変わっていませんでした。
エスカレーターを上がった2階はヘルメットコーナーなのも同じ。アライやSHOEIのヘルメットが30%オフというセールが行われていました。
マイケル・ドゥーハンのレプリカメット。20年以上前のレジェンドのメットは今も人気のようです。
直筆サイン入りメットも、普通のメットと並んで展示されていました。
大々的にうたわれていた「日本製」
南海本店は中国人(観光客?)が大勢いました。店員さんも英語を駆使して大変そう。日本ブランドの威力は絶大なようです。
TAX FREEの文字も。梅田駅徒歩圏なのでインバウンド需要も大きいのでしょうね。
ということで電話で取り置きしておいてもらったシールドベースをゲット。500円(税抜き)でした。アライやSHOEIの部品は一通りストックされているようでした。
シールドベースは左右セットで販売されています。片方が壊れていても、両方交換するのが安心だとは思います。
早速壊れたシールドベースを取り外します。プラスチック製のネジ2個を取り外すだけでOK。
なお、取り外し、取り付けはドライバーではなく「コイン」でネジを外すのが推奨されていました。プラスチック製のネジとシールドベースなので、工具だとトルクがかかりすぎて破損するのだと思います。
肝心の取り付けですが、とてつもなくわかりにくい。穴に合うようにいろいろ角度を変えますが、なかなかはまりません。
シールド裏のフック部分を……
外側に外せるので、一応、外しておきましたが、結果的にはこの作業は何の意味もなかったように思います。
最終的には、シールドを取り外すときに前方向へスライドさせるレバーをスライドさせながら、シールドをぐりぐりやっているうちに、うまくはまりました。
閉じた状態。
開けた状態。シールドベースが新品のせいか、動きがかなり渋い気がする……
アライのシールド、かなり取り付けにくいです。直観的ではないので、もうすこしユーザーフレンドリーな設計にしてほしいっす。