iPhone 2018年モデルのSoC「A12」はA11 Bionic比で20%高速なのに40%省電力化する

2018年9月に登場する予定の新型iPhoneに搭載される新SoC「A12」(仮称)は、TSMCの7nmプロセスで製造されます。シュリンク(プロセス微細化)だけでなく機能向上によって、大幅な省電力化+高速化を実現する見込みです。

Cult of MacによるとTSMCの7nmプロセスは、10nmプロセスに比べて20%高速化しつつ、40%の電力減と大幅な性能向上を見せるとのこと。もちろんシュリンクに伴ってチップ面積も大幅に削減されるため、歩留まりに問題がなければチップの製造単価を下げる効果もあります。

次期iPhoneは3種類あるとみられ、いずれのモデルも新SoC「A12」を搭載するとの予想が主流となっていますが、TSMCの7nmプロセスが順調に立ち上がれば、iPhone X(2017年モデル)を大幅に上回る性能の端末が、より安価に登場する可能性もありそうです。

Source:Wccftech

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