梅雨時に傘を片手にポケットからカギを探して自宅ドアを開ける……という行為が億劫で、指紋認証によるドアロック解除ハードの導入を検討していました。そんな折、スマートロックSESAME(セサミ)に対応する指紋認証端末「SESAMEタッチ」が登場すると知り、速攻でポチってみました。結果は大満足、非常におススメのガジェットだったのでレビューします。
セサミ スマートロック | CANDY HOUSE JAPAN
https://jp.candyhouse.co/
SESAMEシリーズを販売するCANDY HOUSE公式で、スマートロック「SESAME 5」と指紋認証端末「SESAMEタッチ」を購入しました。
ちなみにSESAMEは台湾企業です。
キャンディハウス(Candy House) スマートロック SESAME 5+ 指紋認証パッド ICカードリーダー SESAME TOUC...
SESAME5
まずは本体であるスマートロックSESAME5から。
すでに3Mの両面テープが貼り付けられていました。
試しに玄関ドアに取り付けようとすると、ロックの高さが高すぎて、両面テープが届かないという状態でした。
こんなときのために、SESAME5には高さを調整(高く)するための金属製のホルダーが付属しています。
なお、ドアロックに合わせて幅は3段階に変更可能。デフォルトでは最も狭い状態になっていました。
スライド式の蓋を開けて、電池のフィルムを取り外せば使える状態になります。
次に、SESAME用のアプリ「セサミ、ひらけゴマ」をダウンロードします。
アプリを開くと何も出ません。セサミ端末を追加する必要があります。
右上の「+」ボタン→「新規デバイス」の順にタップ。
「セサミ5」をタップ。
あとは、ドアにSESAME5を仮止めして……
「施錠」「解錠」の位置で、各ボタンをタップすれば設定完了。問題なく動作するのを確認後、両面テープでしっかりとSESAME5を固定します。
SESAMEタッチ
続いて、指紋認証端末のSESAMEタッチ
結構大きめの指紋認証パッドが付いています。
裏ブタを開けてフィルムを剥がせば使える状態になります。
公式アプリを開けて、「セサミタッチ」をタップ。
「SesameOSの更新と再起動」をタップ。
次に「セサミを追加」をタップ。
「セサミ5」をタップして、セサミ5と連携させます。
連携が完了したら指紋の登録。「セサミタッチ」をタップ。
「指紋の管理」をタップ。
右上の「+」ボタンをタップしてから、セサミタッチの指紋認証部分をゆっくりと触れば指紋が登録できます。
SESAMEタッチを鍵穴の横に固定して、指紋認証を試すと、驚くほどあっさりと解錠できました。
問題なく指紋も登録できたのですが、翌日、急に指紋認証でロック解除できなくなりました。SESAMEタッチをリセットしようと思いましたが、リセットボタンは裏ブタの中とのこと。仕方なく強力な接着剤のため、カッターナイフで切り取らなければなりませんでした。
裏ブタを開けたところにある赤い丸を細いピンで長押しすればリセット完了。思えば、外部から指紋認証を勝手に無効にされるリスクから裏ブタの中にリセットボタンを設置しているのでしょう。ただ、本気で悪戯しようという輩には、結局、両面テープ取り付けのSESAMEでは取り外されるのがオチなので、外部からリセットできる位置にボタンが欲しかったのが正直な感想です。
数あるスマートロックの中でも、SESAME5&SESAMEタッチは、驚くほど簡単に設定できます。もちろん設定だけでなく使い勝手も非常によく、誰にでもお勧めできます。帰宅後にカギを探す作業が省けるのがこれほど楽だとは思いもせず、大満足の結果となりました。
小さなお子さんにカギを預けるのが心配……というファミリーでも、非常に使えるスマートロックでお勧めです。
キャンディハウス(Candy House) スマートロック SESAME 5+ 指紋認証パッド ICカードリーダー SESAME TOUC...