アメリカの新興スポーツカーメーカーのRezvaniは、流麗なスーパーカーを2000万円以下という比較的手ごろな価格で実現しています。軽量な車体にハイパワーのホンダ製エンジンということで、スーパーカーは飾っておくものではなく走るもの、という人にピッタリのマシンになっています。
Rezvaniの代表作「Rezvani Beast」についてのムービーが公開されています。
2016 Rezvani Beast – Jay Leno’s Garage – YouTube
Beastはわずか1650ポンド(約750キログラム)の軽量な車体に、500馬力のエンジンを搭載するロードゴーイングカー。0-60MPHはわずか2.9秒だとのこと。サイズは、全長4145mm×全幅1981mm。
ヘッドライトはLED
軽量化のためにカーボンファイバーを多用しているそうです。
6速。プレートにはモデルナンバーが打たれています。
シンプルですがデザイン性の高いインテリア。
2.4リットルのホンダのK24エンジンはターボ化されて500馬力をたたき出します。アリエルのAtomなどもK24エンジンなので、新興のスーパーカーメーカーにはホンダ製エンジンは御用達のようです。
マフラーはシート後ろに搭載しています。
ムービーを見る限り、エクステリア・インテリアの質感も非常に高そうなRezvani Beastですが、価格はなんと15万9000ドル(約1800万円)からと非常にリーズナブル。納期は12週間ほど必要だそうですが、インテリアなどフルカスタムでのオーダーが可能。ここらへんは量産車にはないメリットでもありそうです。
なお、クーペボディで400馬力にスケールダウンした廉価モデルのBeast Alphaは12万5000ドル(約1400万円)から。ウラカンやV8フェラーリを買うなら、こっちの方がいいんじゃなかと思えてきます。買えないけれど……。新興のスポーツカーメーカーが誕生できる法規制になっているアメリカが非常に羨ましいです。
なお、RezvaniはSUV「Rezvani TANK」も近々発表する予定。
かつてのレンジローバーやGクラウスのような四角いデザインのRezvani TANKですが、500馬力の6.4リットルV8エンジンを搭載するという予想もあり、期待できそうです。
Source:Rezvani