2017年7月に生誕40周年を迎えるAppleの名機「Apple II」を、手のひらサイズのポータブルマシンとしてよみがえらせた人が現れました。
Building a Working Miniature Apple II Replica! – YouTube
ミニApple IIを自作したのは画像左のChris Larkin氏。
小さなマシンの中にはワンボードコンピューターなどがぎっしり詰め込まれています。
背面には外部出力端子のみ。このミニApple IIは12Vのドローン用バッテリーを搭載しており、モバイル端末になっています。
もちろん液晶ディスプレイを搭載。ただし、キーボードはダミーでBluetoothキーボードなどワイヤレスキーボードで操作するとのこと。このサイズのキーボードでは打てないので当然ですが……
マシンの筐体は3Dプリンターで出力します。
出力した段階では灰色ですが……
往年のMacらしくスプレーで着色。
ベースとなっているのはNext Thing Co.の「C.H.I.P.」という、わずか9ドル(約1000円)のシングルボードコンピューター。
はんだ付けは必須です。
スピーカーも搭載します。
キーボード部分の取り付け。
中国製のLCD。
電源ボタン。
もちろんエミューレーターでMacを動かします。
ということで、手慣れた人なら1日あれば完成させられるというミニApple IIは、手作り感満載のマシンとなっています。
なお、ChrisさんはGitHubでミニApple IIの作り方を公開しているので、腕に覚えがある人は挑戦してみてください。
GitHub – Cupcakus/AppleIIMini: Apple II Mini for C.H.I.P
https://github.com/Cupcakus/AppleIIMini