Xiaomiのフラッグシップモデル「Mi 6」を入手したので、先代の「Mi 5」と簡単なデザイン比較をしてみました。また、中国版ROMにGoogle Playアプリをインストールする方法についても備忘録的にメモっています。
◆外観を比較してみた
左がMi 6(ブラック)で右がMi 5(白)。大きさ(フットプリント)はほぼ同じです。
ただし、Mi 6は徹底的にエッジを丸めており、手に取った質感(柔らかさ)は格段に向上しています。フィット感はかなり良好。指紋認証も物理ボタンではなくなりました。
リアのデュアルカメラが大きな違い。なお、Mi 5(右)は激レアのセラミックモデルですが、Mi 6はセラミックモデルを入手できず。ゆくゆくは青色のセラミックモデルを入手したいと考えています。
Mi 5もかなりの薄さでしたが、Mi 6の薄さはそれ以上。
秀逸なのが付属の保護ケース。半透明ブラックのTPF素材ですが、「mi」ロゴが透け、さらには背面の光沢感も維持できるので、非常にカッコ良くてお気に入りです。
◆Google Playのインストール方法
入手したMi6には中国版ROMが入っていました。そのためGoogle Playアプリはなし。Mi5などの以前のモデルでは、「谷歌安装器」でGoogle関連アプリの一括インストールが可能でしたがMi6では無理。ということで、バックアップROMを使って、Google Playアプリをインストールしてみます。
「Settings(設定)」アプリの中の、「SYSTEM&DEVICE」内の「Additional settings」をタップ。
「Backup&reset」をタップ。
「Local backups」をタップ。
「Back up」をタップ。
「Back up」をタップ。
バックアップが始まるのでしばらく待ちます。
バックアップが終わったら、「Finish」をタップ。
バックアップを行うと、「MIUI」フォルダ内に「AllBackup」フォルダが生成されてその中にバックアップファイル(リストア用ファイル)が生成されます。この後、「AllBackup」フォルダ内にバックアップROMデータを書き込んでいくので、最初にバックアップ作業をしたというわけです。もちろんバックアップ作業をすることなく、「backup」「AllBackup」フォルダを作ってもOKですが面倒なので、一度バックアップ作業する方が楽だと思います。
次に、Google Play入りのバックアップROMの入手作業。MIUIフォーラムにはいくつかスレがありますが、以下のスレッドを参考にしました。
Mi 6 Google Play Store Comprehensive Installation Guide! – Xiaomi Mi 6 – Xiaomi MIUI Official Forum
http://en.miui.com/thread-619687-1-1.html
ページ中段にある「GApps For China ROM.zip」をクリックしてZIPファイルを保存します。ファイルはPCで保存してUSBケーブルで転送したり、Bluetoothで転送すればOKです。
保存したZIPファイルは、ZIPファイルのままMi6の任意の場所に保存します。ここでは、分かりやすいように最終的に解凍する場所である「MIUI」→「backup」→「AllBackup」フォルダに保存しました。
「GApps For China ROM.zip」をタップして、「Extract here」をタップして展開します。
ZIPファイルが解凍されて「GApps For China ROM」というフォルダが生成されればOK。
次に、GApps For China ROMフォルダ内の「Mi5GoogleBackUp」フォルダを切り取ります。
再びAllBackupフォルダに戻り、ペーストします。
「Mi5GoogleBackUp」フォルダがAllBackupフォルダ内に保存できればバックアップの準備が完了です。
先ほどと同様に、「Local backups」をタップしてバックアップ作業に入ると、「Dec 12,2016, 1:00 AM」というバックアップファイルが表示されるので、実行します。
「Restore」をタップ。
リストア作業が始まるのでしばらく待ちます。
リストアが終われば、「Finish」をタップ。
「Google Play」アプリがインストールされました。しかし、再起動するまでは使えないので、Mi6を再起動するのを忘れずに……(私はこれでハマりました)
本体再起動後にGoogle Playアプリを実行すると、Googleアカウントの入力画面になり、晴れてGoogle Playを使えるようになりました。
そのうち日本語版のROMが登場するでしょうから、それまではGoogle日本語入力などでしのぐことにします。