Appleの内部留保は2500億ドルを突破との予想

Appleの第2四半期決算発表が間近に迫っていますが、現金などの内部留保が2500億ドル(約28兆円)を突破するのが確実視されています。一国の国家予算にも匹敵しそうな巨額を抱えるAppleですが、次の種まきのための投資先が見つからない裏返しでもありそうです。

WSJによると、Appleが保有する現金そのものや有価証券など比較的容易に現金化できる資産の合計金額が2500億ドル(約28兆円)を突破したとのこと。Appleは借り入れなしで、直近4年半で保有資産を倍増させたとみられています。なお、Appleは課税を免れるためにほとんどの現金をオフショアで保有しているそうです。

2500億ドルという金額は巨額に過ぎるため、いまいちピンとこないので別の指標で比較してみます。一万円札が100枚(つまり100万円)で1センチメートルになるのはよく知られた話です。紙幣の厚みにそう大差はないでしょうから、1ドル札100枚で1センチと考えると、100ドルで1メートル、1万ドルで100メートル、100万ドルで1万メートル(10キロメートル)、1億ドルで1000キロメートル。つまり、25億ドルでは2万5000キロメートルということに。Appleの手持ちの現金を1ドル札で「縦に」並べれば、地球を半周以上できるということになります。福本伸行の漫画「銀と金」で、札束を立てた橋をのばして中条がセザンヌに近づく……というシーンがありましたが、Appleは札束の橋で地球を半周以上できると……。

ドル箱のiPhone以降、Appleは有力な稼ぎブチを創り出せていないのは事実です。自動運転カーにも投資しているAppleですが、Googleやテスラなどのハイテク企業に比べるとスピード感に欠けていて、遅きに失してる感すらあります。Appleが保有資産を積み上げてきたことはiPhoneなどの圧倒的な利益率を誇る製品で収益を上げてきたのと同時に、有力な投資先が見つかっていないという現れとも言えるかもしれません。地球1周分に届いてしまう前に、Appleが保有資産をさらなる成長のために投資できるのか、注目したいところです。

Source:Fox Business

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