セリアの「スプレーボールペン」でどこでも携帯できる手指消毒用アルコールペンを自作してみた【レビュー】

100円ショップのセリアで、ボールペンタイプのスプレーを発見しました。ボールペンのサイズなので持ち運びが楽で、いつでもどこでもアルコール消毒できる利便性に優れたアイデア商品を、さっそく使ってみました。

これがセリアで発見した「スプレーボールペン」。色はピンク、グリーンの他にパープルもありました。もちろん1本100円(税別)です。

見た目は完全にボールペン。

グリップ部分をひねるとペン先が現れるので、ボールペンとしても使えます。

もちろんスプレーボールペンの特長は反対側がプッシュ式のスプレーになっているところ。

商品自体は「除菌スプレー」ですが、中に手指消毒に使えるグレードのアルコールを入れておけば、いつでもどこでも手指をアルコール消毒できます。

なお、消毒用アルコールは80%未満の濃度が推奨されていました。

中に入れるために、ドラッグストアで「消毒用エタノール」を購入してきました。いわゆる局方品の消毒用エタノールは500mlで店頭価格700円くらい。

このケンエーの局方品は、濃度が76.9~81.4vol%で、一般的な手指消毒用に使えるものです。

ちなみに、「無水エタノールを精製水で薄めて作る」というアルコールの自作方法がネットにはあふれていますが、お勧めできません。私は自作PCのグリスのふき取りに高純度アルコールとして無水エタノールを使うことはありますが、手指消毒用アルコールを作るために高純度なアルコールを純水で薄めるのははっきり言ってもったいない行為です。値段も3倍くらい違うので、素直に希釈済みの局方品を使うべきです。

ということで、消毒用エタノールをペン本体にそそぐだけで……

アルコールペンの完成。約4mlのアルコールを入れられます。

噴射範囲は意外と広いので使い勝手が良さそうです。

せっかく消毒用エタノールを購入したので、消毒用アルコールを入れられるスプレーボトルにも入れておくことにします。アルミとポリプロピレンでできているので高濃度アルコールを入れても大丈夫

Amazonで10本入りで売っていました。2020年コロナ禍で購入したものの、中身のアルコールが品切れで使っていなかったスプレーボトルをようやく使う機会がやってきました。

ロック機構搭載なので、カバンにいれておけばいつでも消毒できるので安心かも。

スプレーボトルは大仰でも、シャツに挿しておいたりペンケースに入れておいたりできる、ペン型のスプレーボールペンは、かなりお手軽なので、ビジネスマンにもおすすめです。

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