金日成国家主席生誕105周年を祝う日の北朝鮮国内はどのような状態だったのか?

北朝鮮では2017年4月15日に建国の父である金日成国家主席の生誕105周年を祝う軍事パレードが行われました。アメリカからの圧力が高まる中、国威発揚の意味もある北朝鮮で最も大切な1日の様子を、外国メディア招待者として写真撮影を許されたロイター通信のフォトジャーナリスト・Damir Sagolj氏が撮影。貴重なショットを公開しています。

首都・平壌中心部でバスに乗る男性。

平壌の嶺陵(レンヤン)に建設された集団住宅のオープニングイベント。

式典中に起こった、軍事行進。

10万人が参加したとのこと。

通りで掲げられた真っ赤な旗。

年端もいかない学生も参加しています。

チマチョゴリを着た若い女性たち。金日成の生誕祭は北朝鮮でも最も重要な行事の一つです。

チョゴリの上にコートを羽織る女性。

大きな通りの中央分離帯に、整然と北朝鮮国旗と赤い旗が並べられています。路上にはゴミ一つありません。

これは、本番前に行われた軍事パレードの予行演習の様子。

軍人たちもいささか緊張の面持ち。

路上には一般人の姿。身なりからしてハイクラスな人たちだと思われます。

金日成・金正日の肖像画の前で舞踏会が行われたそうです。

記念写真の出来をチェックする軍人。

記念パレードの後に行われた清掃の様子。

平壌にある文水国立公園のプール。プールで泳ぐ人たちは、やはりハイクラスな人たちばかりで、北朝鮮の一般市民の姿を映すわけではなさそうです。

なお、このプールは2013年の軍事パレードに合わせてオープンしたものだとのこと。

これは1959年にオープンした平壌中央動物園。

改装のため閉鎖されていた動物園は、2016年に再オープンしたそうです。

平壌の地下鉄は地下100メートルもある世界でも有数の深さを走っているとのこと。

核実験やミサイル発射実験が危惧された1日は、何事もなく終わりました。

Source:Business Insider

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