【4万4800円から】新型「iPhone SE」が発表される【A13 Bionic搭載】

長らくウワサされていた廉価版の新型iPhoneが発表されました。その名は予想されていたiPhone SE2でもiPhone 9でもなくシンプルに「iPhone SE」。かつての「新しいiPad」を思い起こさせます。第2世代のiPhone SEは、最新SoCを搭載しつつも価格は4万4800円からと、かなりお買い得なモデルとなっています。

カラーはブラック、ホワイト、REDの3色。

デザインはiPhone 8とまったく同じ。カメラはシングルレンズです。中身の変更点は、SoCに現行のiPhone 11と同じA13 Bionicを搭載したところくらいのようです。ストレージ容量は64GB、128GB、256GBの3種類あり。

価格は64GBが4万4800円(税別)なので、5万2800円(税別)だったiPhone 8よりかなりお得。だったというのは、新iPhone SE発表とともに、iPhone 8がディスコン(終売)になったからです。予約は明日の4月17日午後9時から開始、発売は4月24日となっています。

~2020/04/16 00:25 追記~
Apple公式で新iPhone SEページが登場しました。

iPhone SE – Apple(日本)

ストレージ容量は64GB、128GB、256GBの3種類あり。筐体はiPhone 8と同じ。

iPhone 11を持ち出して「小さなiPhone」をアピール?Appleが金型を使いまわして徹底的に利益を生むのは、旧型iPhone SEと同じ。デザインを突き詰めているからこそできるとも言えます。

【ディスプレイ】
Retina HDディスプレイ
IPSテクノロジー搭載4.7インチ(対角)ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ
1,334 x 750ピクセル解像度、326ppi
1,400:1コントラスト比(標準)
True Toneディスプレイ
広色域ディスプレイ(P3)
触覚タッチ
最大輝度625ニト(標準)
耐指紋性撥油コーティング
拡大表示
簡易アクセス

A13 Bionicを搭載すると最初に聞いたときは「ないだろ」と思いました。廉価版には旧型SoCがこれまでAppleの手法でしたが、新型iPhone SEがA13 Bionicを本当に搭載したのは驚きましたが大歓迎。

【防沫性能、耐水性能、防塵性能】
IEC規格60529にもとづくIP67等級
(最大水深1メートルで最大30分間)

カメラは……さしたる優位性なさそうですね。2レンズが欲しければ上位モデルへということでしょう。

【カメラ】
12MP広角カメラ
ƒ/1.8絞り値
最大5倍のデジタルズーム
進化したボケ効果と深度コントロールが使える
ポートレートモード
6つのエフェクトを備えたポートレートライティング
(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、
ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
光学式手ぶれ補正
6枚構成のレンズ
LED True Toneフラッシュとスローシンクロ
パノラマ(最大63MP)
サファイアクリスタル製レンズカバー
Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
次世代のスマートHDR(写真)
高度な赤目修正
自動手ぶれ補正
バーストモード

4K対応はストレージ(やiCloud容量)をひっ迫を考えると、それほど実用的ではなさそうです。

【ビデオ】
4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)
ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)
ビデオの光学式手ぶれ補正
最大3倍のデジタルズーム
LED True Toneフラッシュ
QuickTakeビデオ
1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p)
連続オートフォーカスビデオ
4Kビデオの撮影中に8MPの静止画を撮影
再生ズーム
ビデオ撮影フォーマット:HEVC、H.264
ステレオ録音

公式がついに「Facetimeカメラ」の独自名称をやめて「フロントカメラ」表記になっていました(笑)ちなみにiSightカメラは「カメラ」になっていました。まあ、iPhoneユーザーでさえ使っていない(というか知らない)名前だったでしょうから……

【フロントカメラ】
7MPカメラ
ƒ/2.2絞り値
進化したボケ効果と深度コントロールが使える
ポートレートモード
6つのエフェクトを備えたポートレートライティング
(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、
ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
1080p HDビデオ撮影(30fps)
Retina Flash
QuickTakeビデオ
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
写真の自動HDR
自動手ぶれ補正
バーストモード
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p)

バンド。まあ、最新のiPhoneなので、SIMロックさえかかっていなければまったく気にする必要はありません。世界中どこでも使えます。

【ワイヤレス通信方式】
モデルA2296*
FDD‑LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66)
TD‑LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48)
CDMA EV‑DO Rev. A(800、1,900MHz)
UMTS/HSPA+/DC‑HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)

全モデル
2×2 MIMOとLAA対応ギガビット級LTE4
2×2 MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6
Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー
リーダーモード対応NFC、FeliCa
予備電力機能付きエクスプレスカード

おそらく、iPhone 8とバッテリー変更なしだと思われます。発売後にiFixitの分解レポートを待ちましょう。

【電源とバッテリー】
iPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間
ビデオ再生:
最大13時間

ビデオ再生(ストリーミング):
最大8時間

オーディオ再生:
最大40時間

高速充電に対応:
30分で最大50%充電9(別売りの18W以上のアダプタを使用)
リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵
ワイヤレス充電(Qi充電器に対応10)
USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電

下取りキャンペーンもあるようですが、iPhone SEが除外されているのはなんだかモヤっとする……。

デザイン、性能、価格ともにリーク情報通りで驚きはまったくありませんでした。64GBモデルが4万4800円、128GBモデルが4万9800円、256GBモデルが6万800円(いずれも税別)となっており、お買い得なiPhoneというのは間違いなさそうです。価格からいって、私は128GB一択です。新型コロナウイルス感染拡大のためAppleストアが閉店中なので、iPhone発売時のお祭り騒ぎはありませんが、おとなしく通販で手に入れるのが良さそうですね。

Source:Apple

~続き~
第2世代「iPhone SE」到着、iPhone 6s/8/初代SEと比べてみました – TECH-SURF

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