12コア/24スレッドのAMD Ryzen 9 3900Xをダウンクロックして消費電力とパフォーマンスをチェックしてみた

MSI B350 TOMAHAWK(トマホーク:通称トマホ)のRyzen 3000対応BIOSがリリースされるまで、仕方なくX370チップのMini-ITXマシンにRyzen 9 3900Xを搭載しています。さすがにリテールのCPUクーラー+エアフローも悪いため、動画エンコードをする気にはなれません。とりあえず、ダウンクロック&低電圧化によって、パフォーマンスがどれくらい変化するのかを試すことにしました。


【パーツ構成】
CPU:AMD Ryzen 9 3900X
CPUクーラー:AMD純正 Wraith Prism RGB
マザーボード:ASRock Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac
メモリ:Kingston DDR4-3000 4GBx2枚 HyperX Predator 1.35V HX430C15PB3K2/8
SSD:ADATA ASX6000 Lite M.2 2280 PCIe 512GB
GPU:MSI GeForce GTX 1050 2G OC
ケース:RAIJINTEK METIS PLUS

マザーボード裏のM.2のSSDも固定できたので、マザーボードをケースの中に収めました。それにしても電源ケーブルが邪魔すぎる。考えればSATAケーブルは1本もなく、マザーボードに接続しているのは電源の2本のみ。セミプラグインタイプの電源にすればもっとすっきりしたでしょうが……

ケーブル類を束ねて、やっとのことでサイドパネルを取り付けることに成功。

PCケース「METIS PLUS」の背面のファンは白色LEDを点灯できますが、ド派手なWraith Prism RGBも相まってやりすぎ感がありますね……。

UEFIでCPUクロックを2.8GHz(100×28)でコア電圧を0.925Vにしてみました。CnQはONになっているのですが、なぜかクロックは2.8GHz固定になってしまいます。

アイドル時は57Wなので、3.8GHzのデフォルト設定より消費電力が増えてしまっています。なぜクロックが下がらないのか謎です。BIOSが熟成していないせいかもしれません。

2.8GHz@0.925VでCinebench R20を回してみると、マルチスコアは「4784」となりました。デフォルトが「7164」だったので、CPU性能は33%減となっています。

なお、ベンチマーク計測時の消費電力は101W。デフォルト時が224Wだったので、なんと55%減。ワットパフォーマンスは48%増しというところです。ただし、それなら8コア/16スレッドのRyzen 7 1700でいいじゃないか、ということになるので、動画エンコード時にはもう少しクロック数を上げて設定を詰める方が良さそうです。

ちなみにフルロード時のコア電圧は0.9Vに下がってしまうようでした。

12コア/24スレッドのRyzen 9 3900XはTDPが105Wということでかなりの発熱を覚悟していましたが、2日使った感想は「予想ほどではない」というものです。窒息気味のMini-ITXケースにリテールのCPUクーラーでも、フルロードを長時間続けるような使い方でなければ「問題なく使える」のではないかと感じています。

なんにせよ、私は「トマホで12コアをぶん回したい」という変態志向なので、MSIのAGESA1.0.0.3対応BIOSを待ち望んでいます。なんせ、ウチのPCケースはRAVEN 2なので、マザー&CPUの発熱を十分コントロールできると踏んでいるので……。

~続き~
MSI B350 TOMAHAWKにRyzen 3000対応ベータBIOS到着、トマホでRyzen 9 3900Xの夢はかなうのか?(→かないました!) – TECH-SURF

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