酵母を発酵し続ける3Dプリンターで作ったヒドロゲル・バイオリアクターでビール造りが変わる可能性

ビール作りで必要な、酵母発酵プロセスを連続して行える3Dプリンター製のジェル苗床をワシントン大学の研究者が開発しました。


ヒドロゲルでできたバイオリアクターは、複雑な内部構造を持ち表面積を高めている模様。70%が水分のヒドロゲルには酵母菌が含まれており、グルコース溶液に入れるだけでエタノールに変換するとのこと。酵母をその立体構造により数カ月連続的に酵母を発酵させられ、グルコースをエタノールに分解し続けるそうです。

3Dプリンターによって生み出されるバイオリアクターは、わずか5分で出力可能で、とても安価に製造できるそうです。酵母を使った発酵はビール造りや製薬にも利用されるので、安価に大量生産できる発酵用のバイオリアクターの応用範囲は広そうです。

Source:Digital Trends

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