CPUもメモリもなしでBIOSアップデートができるGIGABYTEの「Q-FLASH」を試してみた【レビュー】

新しいCPUに乗せ換える際に、マザーボードのBIOSアップデートを余儀なくされることはままあります。そんなとき、上位のマザーボードには、CPUやメモリ不要でUSBメモリを使うことでBIOSアップできる機能があり、非常に便利です。が、よく考えるとこれまでCPU、メモリを使わないでBIOSアップデートした経験がなかったので、試しにやってみました。備忘録をかねて投稿します。
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仮想通貨マイニング用に古い自作PCを活用してみた【マイニング暖房大作戦⑤】

仮想通貨のマイニングで発生する熱を暖房代わりにし、部屋も懐も温めようという「マイニング暖房大作戦」の第5回目。前回でマイニングのソフトウェアの設定がひとまず完了し、日々マイニングしつつ部屋を暖めています。そもそもマイニングのためには、専用のマシンが必要ということで、今回はマイニングPCについて設計やコストを検討します。すでにRyzen 9 3900X+GeForce RTX 2070 Superのマシンでマイニングを行っているのですが、別の部屋も暖めようと考え、古い自作PCを再利用することで2台目のマイニングPCを作成してみました。
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Zen2世代APU「Ryzen 7 Pro 4750G」のベンチマーク登場、なんとも微妙な結果に……

2020年8月8日にZen2世代のAPU(コードネーム:Renoir)の発売が決定しました。Renoirは基本的にメーカー製PCやBTO向けで、CPU単体ではバルク版として販売される予定です。韓国のPCニュースサイト「QUASAR ZONE」が早くも検証し、気になるReoirのベンチマーク結果を発表しています。個人的には微妙な結果にちょっと残念です。

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Ryzen CPUのエンコードに高速メモリは必要なのか?ワットパフォーマンス重視なら低速の方がいいかも

Ryzen 9 3900Xをドナドナして、再びRyzen 7 1700での運用となった我が家のメインマシン。主な用途はテレビ録画&エンコードで、たまにネットサーフィンする程度でゲームはほとんどしません。こんな使い方ではエンコードの速度を追い求めるよりは、消費電力をできる限り下げつつワットパフォーマンスを重視する方が賢明です。Ryzen CPUではメモリ速度が性能に大きく影響するためメモリクロックを重視することが多いものですが、実は高速メモリはワットパフォーマンスを下げてしまいます。お盆を直撃した台風のため外出できないため、暇にまかせてRyzenマシンのワットパフォーマンス設定を詰めてみました。備忘録代わりに投稿しておきます。

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私が12コア/24スレッドのRyzen 9 3900Xを諦めて、8コア/16スレッドのRyzen 7 1700に戻したワケ

2019年7月7日の解禁日に手に入れた「Ryzen 9 3900X」。動画エンコードが主な用途のメインマシンのCPUとして、初代Ryzen 7 1700から換装したのですが、先日、Ryzen 9 3900XからRyzen 7 1700に再び戻すことにしました。どうしてRyzen 9を諦めたのかについて、書いておきます。

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Ryzen 9 3900Xのエンコード性能をクロック別に徹底調査、最もワットパフォーマンスの良い設定を煮詰めてみた

やっと週末が来て、Ryzen 9 3900X@B350 TOMAHAWKマシンを触ることができました。ベースクロックである3.8GHz@1.07Vという条件で使用していましたが、BIOSがベータ版で不安定な現状では、エネルギーロスが大きそうだという印象でした。そこで、クロック数を変更させつつ電圧を下げられる限界を試し、エンコード性能とシステム消費電力を調べて、最もワットパフォーマンスの良い設定をさぐりました。

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12コアRyzen 9 3900Xと8コアRyzen 7 1700のエンコード速度を比較、Zen2アーキの圧倒的な性能に驚く

Zenマイクロアーキテクチャ採用の第1世代Ryzen「Ryzen 7 1700」から、Zen2マイクロアーキテクチャ採用の第3世代Ryzen「Ryzen 9 3900X」にアップグレードしました。動画のキャプチャとエンコードをメインにしている私にとって、最も気になるのはエンコード性能。12コア/24スレッドのRyzen 9 3900Xの真価を図るべく、動画エンコード速度を比較してみました。
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Ryzen 3000シリーズ導入後に必ず入れておくべき「AMD純正チップセットドライバ」「Ryzen電源プラン」「Ryzen Master」のインストール法まとめ

ついにIntel超えを果たしたAMDのRyzen 3000シリーズを導入したマシンでは、AMD純正のチップセットドライバをインストールすることで、Ryzen専用にカスタマイズされたWindows 10の電源プランを利用することができます。さらに、AMD謹製のオーバークロックツールである「Ryzen Master」も必ずインストールするべきソフトウェアと言えます。Ryzen 9 3900XをMSI B350 TOMAHAWKに搭載できたので、チップセットドライバRyzen Masterをインストールするやり方をまとめておきました。

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