無人で商品を配達するマイクロ・ロボットカー「Teleretail」

自動運転カーの開発競争が世界中で起こっていますが、自動運転カーの応用範囲は人間を運ぶ乗用車にとどまらず、商用車に利用することで物流が大きく変わると考えられています。スイスのスタートアップTeleretailは、自動で走行できる小型の配達用のロボットカーによって小規模ビジネスの物流を変えようとしています。

Teleretailが開発する自動運転カーは前一輪、後二輪の三輪車で、後輪が前輪より大きいのが特徴。物を運搬する用途で開発されており、人は乗らないようです。

車体技術や自動運転技術の開発にはBosch、NVIDIAなどが関わり技術支援をしているとのこと。車体にはスポンサー企業のデカールが確認できます。

Teleretailの自動運転マイクロカーは、小規模ビジネスでの商品配送が想定されています。「一時的に少量の商品を迅速に運びたい」というニーズは都会には確実に有り、バイク便がこの需要を担っていますが、将来的にはこれを代替するような形になるのでしょうか?

なお、スイスの山岳部では老人世帯などに食料品を届けるという用途での利用も検討されているようです。

ドミノピザがピザを配達するロボットカー「DRU(ドリュー)」をオーストラリアなどの地域でテストしていますが、都会よりも山間部の田舎の方が少量の商品の運搬の需要はありそうで、交通量も少ないため技術的ハードルも小さいのかもしれません。

Souce:TeleRetail

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