Appleに売上の大半を依存している企業一覧、Appleの戦略次第で企業の命運が決まる経営リスクを内包

時価総額が7500億ドル(約81兆円)を超え、内部留保が2500億ドル(約28兆円)とも言われるApple。そのAppleの利益の約7割を占めるのがiPhoneで、iPhoneの製造を担当する部品メーカーは、巨額の受注を得ると共に、Appleに生殺与奪の権利を握られている状態でもあります。売上の大半をApple頼みになっている「Appleリスク」を抱える企業一覧が挙げられています。

Statistaが、企業の売上に占めるAppleからの受注額が大半の企業をグラフ化しています。なんと、省電力用チップを提供するDialog Semiconductorは74%、オーディオチップベンダーのCirrus Logicは66%、製造を受諾するEMSのFoxconn(鴻海)が54%、液晶を提供するジャパンディスプレイが54%など、売上の半分以上をAppleに依存しています。

Appleが部品メーカーに要求する基準はとてつもなく厳しく、突然、契約が打ち切られることもしばしばあります。上記のグラフで売上全体の48%をAppleとの取引に依存しているGPUライセンシーのImaginationは、Appleから「GPUを独自開発するので2年以内に契約を終了する」と告げられ株価が急落する事態になっています。Appleから部品供給契約を取りつけたとしても、iPhoneの売れ行き次第では部品供給量を大幅に削減される可能性も十分あるため、例年どおりならば9月に登場する新型iPhoneの成否が、これらの企業の命運を握っていると言えそうです。

Source:Statista

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